芸能

浅田美代子の動物愛護運動 さんまほか出品者のお宝ザクザク

浅田美代子が代表を務める『Tier Love』(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、浅田美代子の動物愛護運動にエール。

 * * *
「一般的な動物愛護のチャリティーやボランティアは、なんとなく堅苦しい空気になりがち」
「楽しそう、共感できる…と、とりあえず参加するだけで、知らないうちに社会貢献できちゃってる…なんていうのが理想」

 実行委員会の代表として女優の浅田美代子の名前がある『Tier Love(ティア・ラブ)』。集められた収益を、動物愛護団体を通じ、動物の保護、福祉に役立てることを目的とし、捨て犬、捨て猫、動物虐待の防止、飼い主のいない犬や猫の保護など、「本当の意味での殺処分ゼロ」を目指しているという。

 浅田美代子といえば「犬」、それも「保護犬」…というのは、いまや芸能マスコミの常識。4頭の保護犬と暮らしている浅田は、動物保護団体のイベントに積極的に参加したり、全国の小中学校で開かれている「いのちの教室」で、子供たちに説いたりしている。

『HERS』(光文社刊)では、私物のハイブランド品、何十品をも惜しみなく出品し、収益を動物愛護団体に寄付することもしてきた。

 2年半前、『女性セブン』の対談で、浅田が動物愛護に傾倒することになった“きっかけ”を聞いてみた。「母が亡くなったとき、私は犬たちに本当に助けてもらったので、何か恩返しができないかと思って」パソコンで犬を保護している多くの動物愛護団体の存在を知ったことから、浅田の“活動”始まったという。

 4月2日より、NHK BSプレミアムでオンエアしているドラマ『PTAグランパ!』に主演の松平健の妻役で出演している浅田。会社を定年退職し、出戻りの娘(真飛聖)が引き受けるはずだったPTAの役員のピンチヒッターとして孫の小学校に出向いた松平の妻役ということは、真飛聖の母親役でもあり、孫が小学校に通う“おばあちゃん”役でもある。

『時間ですよ』(TBS系)第3シリーズの“お手伝いさん役”や、『赤い風船』を歌っていたデビュー時を御存知の方は「え? 美代ちゃんがおばあちゃん?」と衝撃を受けることだろう。

関連記事

トピックス

橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
フレルスフ大統領夫妻との歓迎式典に出席するため、スフバートル広場に到着された両陛下。民族衣装を着た子供たちから渡された花束を、笑顔で受け取られた(8日)
《戦後80年慰霊の旅》天皇皇后両陛下、7泊8日でモンゴルへ “こんどこそふたりで”…そんな願いが実を結ぶ 歓迎式典では元横綱が揃い踏み
女性セブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン