私もそんな一人だったが、実は浅田は3年程前から松雪泰子の母親役(TBS系『家族狩り』)、多部未華子の母親役(フジテレビ系『僕のいた時間』)、玉木宏の母親役(同『残念な夫。』)を経験済み。「女優に年齢はない」といわれるが、昨年2月、還暦を迎えているのである。

「記念に何かやりましょう」と声をかけた知人らに「パーティーとか、お祝いなんて照れるし、するんだったら、海外でよくある“バースデー・チャリティー”をやりたい」(浅田)ということで、今年2月13日、新丸の内ビルで、浅田が立ち上げた『Tier Love(ティア・ラブ)』のオークション品展示と、チュートリアル徳井義実とのトークイベントが行われたのである。

 件の『時間ですよ』での共演以来、芸能界でもっとも仲良しの一人、樹木希林の「着物」、坂本龍一の「スーツケース」、王貞治の「サイン入りキャップ」、渡辺貞夫の「パーカッションセット」、明石家さんまが提供した「クリスティアーノ・ロナウドのサイン入りサッカーボール」…などなど、豪華すぎる有名人からの品々は、浅田本人が声をかけた末、集まった“お宝”ばかり。これらはオークション品として『Tier Love』のHP(https://www.tierlove.jp/)上にアップされている。

 そのHPの扉には「愛は、人だけのことじゃない。愛は、愛し合うことだけじゃない。愛は、可愛がることだけじゃない。」というコピーが、猫2匹と犬1匹のイラストと共に記されている。

 これは、コピーライター・吉永淳氏、アートディレクター・河原シンスケ氏、グラフィックデザイナー・北川一成氏によるもの。「この皆さんが集まってくださったのは奇跡と言ってもいいんです。皆さん、“美代ちゃん世代”でいらして、『美代ちゃんのためなら…』と協力してくださいました」というのは、代表・浅田の傍らでサポートをしている住吉ちほだ。

「知っている!」という方は芸能通だろう。そう、子役時代、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系)に最年長児童として出演していた“ちほちゃん”だ。

「対談相手に徳井さんを提案したのは、愛猫2匹と暮らしていたり、『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(TBS系)というレギュラー番組もあったりして、動物が大好きということは有名。でも、堅苦しいところは一切ないし、幅広い層の方にアピールできると考え、思い切ってお願いしました」(住吉ちほ)

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン