芸能

ドラマもCMも…いまや芸能界はダンス必修の時代に

ダンスCM激増中(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、激増しているドラマやCMでの“ダンスシーン”を分析。

 * * *
 長きにわたり蓄積された抱負なデータと知識でCMを分析しつづけている『CM総合研究所』(東京・港区)発刊の『月刊CM INDEX 2017年4月号』。

 毎月発表される各業類のCM好感度ランキング中、“衣料”で3位にランクインしているのが『ジーユー/GU』「モリ袖・ヌキ襟ダンス」篇だった。

 出演しているのは、契約社数9社と、“CM美少女”の代表的存在の中条あやみと内田有紀。MCハマーの曲をBGMに、袖にボリュームのある「モリ袖」シャツの中条と、襟を抜いて着ることができる「ヌキ襟」シャツを着た内田が軽やかなステップで”技あり“な商品を訴求する。

 続編ともいうべき、「パラッツォパンツ」篇のBGMは、スキャットマン・ジョン。両篇とも「クリエイターの“世代”がわかる」という視聴者の感想も多いが、それよりも目がいくし、話題なのは、中条と内田による軽やかなステップだろう。

 今年3月に公開された映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の撮影で、ダンスをみっちり叩き込まれた中条に“心得”があるのはわかるが、内田のプロフィールにあるのは「フェンシング」と「器械体操」。運動神経がいいのと、ステップやキメポーズとは「似て非なるもの」だと私には思えたものだ。

 ところが、165㎝と、比較的長身な内田が出演したダンスCMは、若い中条に決して引けを取らない出来栄えなのである。

 思えば内田有紀は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)最新シリーズで、主演の米倉涼子と共に、『水戸黄門』(TBS系)の由美かおるよろしく入浴シーンに出演し、脚線美を披露していた。

関連記事

トピックス

ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン
今の巨人に必要なのは?(阿部慎之助・監督)
巨人・阿部慎之助監督「契約最終年」の険しい道 坂本や丸の復活よりも「脅かす若手の覚醒がないとAクラスの上位争いは厳しい」とOBが指摘
週刊ポスト
大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、不動産業者のSNSに短パン&サンダル姿で登場、ハワイの高級リゾードをめぐる訴訟は泥沼化でも余裕の笑み「それでもハワイがいい」 
女性セブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
《再スタート準備》中居正広氏が進める「違約金返済」、今も売却せず所有し続ける「亡き父にプレゼントしたマンション」…長兄は直撃に言葉少な
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《ベリーショートのフェミニスト役で復活》永野芽郁が演じる「性に開放的な女性ヒロイン役」で清純派脱却か…本人がこだわった“女優としての復帰”と“ケジメ”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の一足早い「お正月」》司組長が盃を飲み干した「組長8人との盃儀式」の全貌 50名以上の警察が日の出前から熱視線
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使へ「中国の盗聴工作」が発覚(時事通信フォト)
《スクープ》前駐中国大使に仕掛けた中国の盗聴工作 舞台となった北京の日本料理店経営者が証言 機密指定の情報のはずが当の大使が暴露、大騒動の一部始終
週刊ポスト
タレントとして、さまざまなジャンルで活躍をするギャル曽根
芸人もアイドルも“食う”ギャル曽根の凄み なぜ大食い女王から「最強の女性タレント」に進化できたのか
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
安達祐実、NHK敏腕プロデューサーと「ファミリー向けマンション」半同棲で描く“将来設計” 局内で広がりつつある新恋人の「呼び名」
NEWSポストセブン
還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
「週刊ポスト」新年特大号発売! 紅白激震!未成年アイドルの深夜密会ほか
NEWSポストセブン