二人共、とにかく面倒見がいいので、サンミュージック、人力舎の芸人らを始め、他のプロダクションの後輩芸人からも感謝され、尊敬されている。
いまから10年前、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、やはりサンミュージックに所属しているカンニング竹山による“持ち込み企画”「ブッチャーブラザーズの子供たち」がオンエアされた。
そこに出演していた土田晃之(太田プロ所属)の「東京の芸人の99%が御世話になっている」というコメントに大きく頷いたお笑い関係者は多いだろう。ちなみに、ぶっちゃあの還暦サプライズパーティーを仕切ったのもカンニング竹山で、会場に入りきらないほどの後輩、約80名が大集合したと聞く。
件の『アメトーーク!』では、「いい年をして犬に追いかけられる、ぶっちゃあ」「木の枝で懸垂していて、枝が折れて池に落ちる、ぶっちゃあ」「草野球ばかりしているので、子供に『お父さんは野球選手』と勘違いされている、ぶっちゃあ」などなど、日常のエピソードが面白すぎて、後輩たちにいじられ愛されている、ぶっちゃあがクローズアップされた。
そんな彼が、芸歴36年にして“人生初の冠番組”『ぶっちゃあのロッカールーム』(bayfm78・金曜夜8時30分)をスタートさせたのが10月6日のこと。開始からわずか1か月半しか経っていないのだが、「ゲストが豪華すぎる」「さすがの人脈」「昔世話した売れてる後輩ばかり」というリスナーのツイートから、「これ、聴かなきゃいけないんだよな」という爆笑問題を始めとする芸人らのコメントまで、話題をさらっている。
実際、radiko(=ラジコ。いま居るエリアで放送しているラジオ局の番組をパソコンやスマホで聴ける無料アプリ)での聴取数が同局内でも「好成績」と注目されているそうだ。
それもそのハズ、初回ゲストは、パーソナリティーとして多くの大ヒット番組をもつ“ラジオのカリスマ”伊集院光で、その後もカズレーザー、ピコ太郎をプロデュースする古坂大魔王、アンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也と、確かに「売れてる後輩ばかり」。