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2018.01.19 16:00  週刊ポスト

【著者に訊け】内藤啓子氏 父・阪田寛夫を綴るエッセイ

「父は本当に人に恵まれていて、三浦さんは父が晩年『自分は単にボケただけなのに娘に鉄格子に入れられた』と周囲に吹聴した時も、『あいつは想像力が旺盛だから』と慰めて下さって。そんな〈変父〉や母や妹も今では亡くなり、大変だけど面白かった、面白いけれど大変だったというのが、私の率直な感想なんです」

 枕詞はそれこそ、「大変だけど」。だからこそかけがえのない昭和の家族に、今、私たちが感じることは少なくない。

【プロフィール】ないとう・けいこ/1952年大阪市生まれ。東京女子大学文理学部日本文学科卒業後、米国留学や父の秘書を経て、2003年より元宝塚トップスター・大浦みずきこと妹・なつめの個人事務所取締役に。著書は他に2009年に肺癌で早世した妹の評伝『赤毛のなっちゅん』。163cm、B型。「うちでは私が一番小さく、大正生まれの母も164cmあった。男性陣も背が高く、妹の色白と赤毛は母方の祖父に、父は隠居後は俳句を嗜んだ曽祖父に、山っ気まで似たみたいです」。

■構成/橋本紀子 ■撮影/国府田利光

※週刊ポスト2018年1月26日号

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