その他の理由としては、高橋一生さん、成田凌さんというイケメン2人の出番が多く、さらに亡くなったはずの松坂桃李さんも幻のようなイメージでたびたび登場。「女性ファンたちの期待に応えている」という側面は多少なりともあるでしょう。
そして、もう1つ見逃せないのは、『あさイチ』の井ノ原快彦さん、有働由美子さん、柳澤秀夫さんが今春での降板を発表したこと。これによって、「恒例の“朝ドラ受け”が見られるのもあとわずか」になり、その価値が増しているのは間違いありません。
NHKにとって“朝ドラ受け”最大のメリットは、朝ドラと『あさイチ』の冒頭をリアルタイムで連続視聴してもらいやすくなること。つまり、視聴者がリアルタイムで見る確率が上がり、それなりの視聴率アップが見込めるのです。
3月最終週のクライマックスに向けて徐々に、「“朝ドラ受け”もあと何回」とロスを嘆く声が増えていくのではないでしょうか。
◆戦中・戦後の激動期で、さらに視聴率アップへ