芸能

フジ久代萌美は“キャラ立ちアナ” コメントのヒット率は驚異

”キャラ立ち”が高評価、久代萌美アナ

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回はフジテレビの久代萌美アナウンサー(29歳)について。

 * * *
「定位置を獲得しましたね」とは、『週刊フジテレビ批評』MCの渡辺和洋アナの久代萌美アナに対するコメントだ。

 NEWSポストセブンでもおなじみのテレビ解説者、木村隆志氏や、日刊スポーツの梅田恵子記者、エッセイストでイラストレーターの吉田潮氏と共に、同番組の「The批評対談」恒例、新ドラマについて語るコーナー。ここに「当番組のドラマウォッチャー」として毎回、加わるのが久代アナなのである。

 フジテレビのアナウンサーながら、いつも他局のドラマを高評価する久代アナは、今回珍しく『SUITS/スーツ』と『結婚相手は抽選で』の2本をセレクト。ちなみに『結婚相手~』は、木村氏も梅田氏も吉田氏もベストスリー内に挙げていた。

 木村氏から、「久代さんが選んでいるのは意外」「こういうのも見るんですね」などと言われて、ややムッとした表情を見せる久代アナ。こういうところも彼女が女子アナっぽくない一面だ。しかも、「期待以上」と、当初はあまり期待していなかったということも正直に話すのである。

 だが、さすがはドラマウォッチャー。『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)を例に挙げ、「(同じように)設定は、ありえないんだけれど」「自分がそこにいたら…」と想像しながら見ている…と的確な感想を述べていた。

 とはいえ、『結婚相手~』は系列の東海テレビが制作する“大人の土ドラ”枠。選者4人が揃ってフリップにタイトルを書いたところで、フジテレビのドラマ班にとっては素直には喜べなかったかもしれない。
 
 続いて久代アナがセレクトしたのはTBS系の『大恋愛~僕を忘れる君と』だ。曰く「理屈っぽい主人公が理屈ではない運命で恋に落ちる」と、短いセンテンスで見事に内容を説明した久代アナは、「私は戸田恵梨香さん(演じる役と似た)タイプ」とカミングアウト。直後に編集されているようなポイントがあったので、収録では、もっと自身の恋愛観を語っていたのだろう。映ってはいなかったが、先輩の渡辺アナや山中章子アナが凍り付いたような空気が画面から伝わってきたので。

関連記事

トピックス

キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン