以下が美恵子さんの告白だ。
「彼とは2016年1月にお友達夫婦の家でのホームパーティーで知り合いました。第一印象はチャラい人だなって…(苦笑)。でも、その後、「ご飯行きましょう」と誘われて、一度だけ行ってみようかなっと…。そしたらお互いの感覚が似ているな、居心地がいいなと感じて、“ご飯友達”に。その関係を半年ほど続けた時に、彼から告白されてつきあうことになりました。告白は共通の友人を通じてだったんですけど、そんなシャイなところも“いいな“って思いました」(美恵子さん・以下同)
こうしてAさんは美恵子さんにとって特別な存在になっていった。
「正直、離婚してから男性に対して不信感を抱いていました。ハワイに移住してからおつきあいした男性もいたんですけど、長くは続かなかった。日陰者というか…日の当たらない恋ばかりでした(苦笑)。でも彼は、彼の友達にもキチンと“恋人”として私を紹介してくれたり、ビーチでデートしたりと、交際を隠そうとしませんでした。そういうところもこれまでの人とは違うなって」
前述した通り、美恵子さんには4人の子供がいる。長男は就職し、長女・次女は大学生。いちばん下の三女も高校生になった。4人とも大きくなったとはいえ、子供がいる女性が恋愛、ましてや再婚となれば、男性がそうするよりも難しい。
「普段から子供たちとは恋バナする間柄で、その中で私に“いい人”がいるってことは知っていました。だから、結婚を報告した時も娘たちは“よかったね”って。長男だけは“ふ~ん”の一言でしたけど(苦笑)」
Aさんに子供たちの“父親”を求めてはいない。もちろん子供たちもそうだ。でも彼は美恵子さんの子供たちとも家族になろうとしてくれているという。
「4人も子供がいて、名前も覚えづらいんですが、彼は会ってすぐに覚えてくれて、ちゃんと家族になろうとしてくれています。彼は長男と私のちょうど真ん中の年齢。子供たちの“お兄さん”みたいな存在になってくれるといいんですけどね。将来的には子供たちも含めて一緒に暮らそうという話も出ていますが、今のところはお互いの生活を尊重するために、週末婚という形を取っています」
50才目前の再婚。プロポーズや結婚式についても気になるところだが…。