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2019.02.16 16:00  NEWSポストセブン

デイリースポーツを今も悩ます「ロサリオ後遺症」とは?

 デイリーの名物コラム〈吉田風取材ノート〉は、新庄剛志のメジャー移籍は岩本賢一通訳がいたから成功したという例を挙げ、ロサリオの心情を慮った。同日の別記事では〈周囲の不安〉と書くことで、記者の揺れ動く心境をのぞかせた。

 一度惚れ込んだ選手が阪神に在籍している以上、デイリーはとことん寄り添う。人間的な優しさを感じさせる記事ではないか。

 一方で、この頃、デイリーは感情の起伏が激しくなっていたように見える。阪神は不振のロサリオの穴を埋めるべく、エフレン・ナバーロの獲得に乗り出していた。そのナバーロに対して、あまりに「太鼓判」を押し過ぎたロサリオが打てなかったため、これまで通りの見出しでは信じてもらえないと思ったのか、デイリーは予期せぬ言葉を繰り出した。

見出し:虎獲得目前ナバーロに極上評価 WBCメキシコ代表盟友、日本ハム・レアードが太鼓判(6月12日)

「太鼓判」を押しても疑われそうな状況で、「極上評価」という大賛辞を送ってしまった。失敗を取り返そうとすると、さらに大きなことを言ってしまうという心理があったかもしれない。いや、もしかしたら今までもデイリーから「極上評価」を受けた新外国人がいたのではないか。私は数人の選手名を入れて検索してみた。

 検索ワードは、【キンケード 極上評価】【メンチ 極上評価】【コンラッド 極上評価】。この検索結果は、〈ご希望のページは見つかりませんでした。他の言葉でお試し下さい。カタカナの場合は全角入力でお試し下さい。〉となった……。

『デイリースポーツ online』を調べる限り、ナバーロのような『極上評価』を受けた阪神の助っ人はいない。ロサリオはデイリーの歴史を動かすほど、天国から地獄への振り幅の大きい選手だったのだ。

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