芸能

報道番組の人材難深刻なフジ、加藤綾子アナ投入で局面打開か

カトパンは夕方の顔に(時事通信フォト)

 バラエティから報道まで、各局の看板番組でフリーアナの活躍が目立つテレビ界。年度末を前にして、TBSの吉田明世アナ(30)と宇垣美里アナ(27)、さらにテレビ朝日の宇賀なつみアナ(32)と小川彩佳アナ(33)が相次いで退社を発表した。スポーツ紙では早速、小川アナが『NEWS23』(TBS)の新キャスター候補に浮上していると報じられたが、女子アナ勢力地図はどう変わるのか。

“フリー1年生”として外に飛び出す4人と対照的に、古巣に凱旋する“先輩”が話題を集めている。フジテレビはカトパンこと加藤綾子アナ(33)を、4月スタートの夕方の報道新番組のメインキャスターに起用することを発表した。

「夕方の時間帯でウチは日テレの『news every』に視聴率で倍近くの差をつけられている。報道部出身の局幹部の強いプッシュもあって、起用が決まったようだが、彼女には報道番組での経験が少なく、『メインキャスターが務まるのか?』という不安の声もある。

 報道番組の人材難は深刻で、ショーンKや元NHKの登坂淳一を起用しようとして失敗した苦い経験もあるだけに、“元エース”の再登板で局面を何としても打開したいのでしょう」(フジ報道スタッフ)

 小川アナが降板した昨年10月から『報道ステーション』のキャスターを務める徳永有美アナ(43)も古巣への“凱旋”を果たした。

「いまのところ視聴率は堅調ですが、もし小川アナが『NEWS23』のキャスターに就任するようなことがあれば視聴率で負けることだけは許されない雰囲気になり、重圧もかかってくる」(テレ朝社員)

※週刊ポスト2019年3月1日号

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン