芸能

「ラジオ出身アナはTVでウケない」説を覆す3人の注目アナ

活躍の幅を広げている荘口彰久

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回はラジオ出身のアナウンサーについて。

 * * *
 昔から「ラジオ出身のアナウンサーはテレビではウケない」という業界の定説がある。

 放送作家の大御所が「どうしてなんだろうねぇ、ラジオではあんなに面白いのに」と半ば嘆いていたのは、AMラジオで帯の人気番組をもつ“パーソナリティー”と呼ばれるアナウンサーたちのこと。

 文化放送出身の吉田照美や、ニッポン放送出身の高嶋秀武、古くは同・今仁哲夫もそうだった。ラジオでは、看板番組や人気の帯番組をもち、リスナーから高い支持を受けている。というワケで、リスナーの一人でもあるテレビ番組のプロデューサーが絶対の自信をもって引っ張ってくるも、「こんなハズではなかった」というケースが度々あった。

 TBSラジオ出身の大沢悠里も、この“グループ”かもしれない。TBSはテレビとの兼営局なので、いまでは安住紳一郎アナのように、ラジオでも聴取率トップを獲得するレギュラー番組をもちながら、テレビでは言わずと知れた大人気アナという人も稀にはいるのだけれど、先にラジオで売れてしまったアナウンサーというのは、どうもテレビでは借りてきた猫のようになってしまうのだ。

 文化放送からは、アナウンサーや文化人がパーソナリティーを務めていた時代の『セイ!ヤング』から、故・土居まさるさん、みのもんた、さらには落合恵子氏という人気者が輩出された。早くにフリーとなった土居さんや、そのあとを追うようにフリーになったみのは数少ない成功者かもしれない。「レモンちゃん」こと落合恵子氏は、作家として執筆活動をしたり、児童書籍専門店『クレヨンハウス』を開いたりと、女性アナウンサーで新たな道を拓いた先駆者でもある。だが、こうした“成功者”でさえ、「ラジオのほうが面白かった」という評判のまま、いまに至っている。

 そんな中、ニッポン放送出身のアナウンサーが元気だ。

◇荘口彰久は「チャーミングさ」を持つアラフィフアナ

関連記事

トピックス

WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《独特すぎるゴルフスイング写真》“愛すべきNo.1運動音痴”WEST.中間淳太のスイングに“ジャンボリお姉さん”林祐衣が思わず笑顔でスパルタ指導
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
「どうぞ!あなた嘘つきですね」法廷に響いた和久井被告(45)の“ブチギレ罵声”…「同じ目にあわせたい」メッタ刺しにされた25歳被害女性の“元夫”の言葉に示した「まさかの反応」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
遠野なぎこと愛猫の愁くん(インスタグラムより)
《寝室はリビングの奥に…》遠野なぎこが明かしていた「ソファでしか寝られない」「愛猫のためにカーテンを開ける生活」…関係者が明かした救急隊突入時の“愁くんの様子”
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)が犯行の理由としている”メッセージの内容”とはどんなものだったのか──
「『包丁持ってこい、ぶっ殺してやる!』と…」山下市郎容疑者が見せたガールズバー店員・伊藤凛さんへの”激しい憤り“と、“バー出禁事件”「キレて暴れて女の子に暴言」【浜松市2人刺殺】
NEWSポストセブン
目を合わせてラブラブな様子を見せる2人
《おへそが見える私服でデート》元ジャンボリお姉さん・林祐衣がWEST.中間淳太とのデートで見せた「腹筋バキバキスタイル」と、明かしていた「あたたかな家庭への憧れ」
NEWSポストセブン
先場所は東小結で6勝9敗と負け越した高安(時事通信フォト)
先場所6勝9敗の高安は「異例の小結残留」、優勝争いに絡んだ安青錦は「前頭筆頭どまり」…7月場所の“謎すぎる番付”を読み解く
週刊ポスト
アパートで”要注意人物”扱いだった山下市郎容疑者(41)。男が起こした”暴力沙汰”とは──
《オラオラB系服にビッシリ入れ墨 》「『オマエが避けろよ!』と首根っこを…」“トラブルメーカー”だった山下市郎容疑者が起こした“暴力トラブル”【浜松市ガールズバー店員刺殺事件】
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《熱愛ツーショット》WEST.中間淳太(37)に“激バズダンスお姉さん”が向けた“恋するさわやか笑顔”「ほぼ同棲状態でもファンを気遣い時間差デート」
NEWSポストセブン
4月は甲斐拓也(左)を評価していた阿部慎之助監督だが…
《巨人・阿部監督を悩ませる正捕手問題》15億円で獲得した甲斐拓也の出番減少、投手陣は相次いで他の捕手への絶賛 達川光男氏は「甲斐は繊細なんですよね」と現状分析
週刊ポスト
事件に巻き込まれた竹内朋香さん(27)の夫が取材に思いを明かした
【独自】「死んだら終わりなんだよ!」「妻が殺される理由なんてない」“両手ナイフ男”に襲われたガールズバー店長・竹内朋香さんの夫が怒りの告白「容疑者と飲んだこともあるよ」
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン