美智子さまは正田家の4人きょうだいの長女として誕生された。別荘地に建つ3軒の物件は現在、4才年上の長兄・巌氏、6才年下の次女・安西惠美子氏、8才年下の次男・修氏がそれぞれ所有している。
両陛下がその夜に訪ねられたのは、妹の惠美子氏の棟だった。惠美子氏の夫は、昭和電工専務や2002年サッカーW杯組織委員会理事、日本ゴルフ協会会長などを歴任した安西孝之氏だ。
「美智子さまと惠美子さんは、父兄らと離れ、姉妹で手に手をとって、軽井沢で疎開生活を送られたそうです。終戦後、正田家に招かれ紅茶とクッキーでもてなしをされた知人は、幼少の美智子さまと惠美子さんがテキパキとお茶を用意される姿に大変感心されたそうです。美智子さまとは“阿吽の呼吸”の妹さんだそうですよ」(別の皇室ジャーナリスト)
その夜、美智子さまと惠美子氏らは、2時間のご滞在だった予定を20分も延長され、姉妹水入らずの時間を過ごされた。
「公に知らされない極秘の訪問でした。きっと、ご自身の近況やご病気についてもお話をされたのでしょう。手術を前に、信頼する妹さんとゆっくり話すことができ、美智子さまにとって心安らぐ時間だったのではないでしょうか。帰路につく美智子さまの表情はとても満足げで、サングラス越しにでもうれしそうなご様子が伝わってきました」(前出・皇室記者)
◆黒田清子さんの“ドンマーイン”