地方での滞在日数が少なくとも、都内の保育園や高齢者センターなどの施設に足繁く通われています。できる範囲のことをしっかり務められているのでしょう。美智子さまとは違っても、即位の礼ではご自分の体調に合わせた形で、しっかりとこなされるに違いありません」(皇室関係者)
一方、秋篠宮妃の紀子さまは、公務への姿勢、お言葉など、美智子さまの有り様を映し鏡のように踏襲されてきた。
「紀子さまには、将来の天皇の母であることへの強い自覚もおありだったでしょう。だから、美智子さまに学ばれようとした姿勢が強かった。
ただ、美智子さま自身こそ、それまでの歴代皇后のやり方を踏襲しつつも、子育てなど私的な面に新しいやり方を取り入れることをお恐れになられなかった。美智子さまは、ゆっくりと時間をかけ、自分らしい、新しい道を歩もうとする雅子さまをずっと支えられるお気持ちだそうです」(前出・皇室関係者)
即位の儀式の盛大な挙行に向け、「美智子さまとは違うやり方で」という雅子さまのご覚悟が実を結ぼうとしている。
※女性セブン2019年10月17日号