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巨人、過去のオープン戦最下位時はいずれも開幕ダッシュ失敗

オープン戦最下位決定に原辰徳監督(中央)は何を思うか(EPA=時事)

 3月14日、巨人は楽天と3対3で引き分け、1965年以降で5度目のオープン戦最下位が決まった。昨年、5年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人だが、15勝を挙げた山口俊がメジャーリーグに移籍し、代打や困った時のスタメン起用で期待に応えていた阿部慎之助が引退。オフのFA市場では美馬学、鈴木大地の獲得に名乗りを上げるも、他球団に奪われ、補強は新外国人とドラフトに留まった。野球担当記者が話す。

「昨年、丸佳浩と炭谷銀仁朗がFA加入したため、補強による戦力アップで優勝したと思われがちですが、セカンドのレギュラーを期待された吉川尚輝が開幕早々に離脱し、新外国人のビヤヌエバも活躍できなかった。ゲレーロが打ち始めたのも夏場でしたし、岡本和真も不振で4番を外された時期があった。それでも原監督が上手くやり繰りして、なんとか優勝に漕ぎつけた。今年は思うような補強ができませんでしたし、若手が伸び悩むと、かなり苦戦すると思います。オープン戦がその前触れと見ることもできます」(以下同)

 過去4度のオープン戦最下位は1972年、1992年、2008年、2017年。川上哲治監督の下でV7を達成した1972年、第2次原政権3年目の2008年は優勝を果たしている。藤田元司監督最終年の1992年は2位、高橋由伸監督の2017年は4位だった。過去2回優勝しており、「オープン戦の順位は公式戦に関係ない」という球界の定説は、巨人に当てはまりそうだ。ただし、オープン戦最下位の年は、開幕後にある傾向が出ている。

「いずれも開幕スタートダッシュには失敗しています。4月を終えた時点での順位は1972年が3位、1992年は5位、2008年は4位、2017年は3位。1972年は大型連敗もなく5月に首位に立ちましたが、1992年は4月に6連敗、5月に4連敗を2度、5連敗を1度喫して、1か月以上も最下位の時期がありました。2008年は首位・阪神に最大13ゲーム差を付けられましたし、2017年は球団史上最悪の13連敗をしてしまった。

 今年の巨人は山口俊の穴を埋めるため、戸郷翔征や畠世周などの若手投手の成長が望まれています。しかし、オープン戦で不調だったり、ケガで出られなかったりと結果を残せていない。苦戦を強いられることになるかもしれません」

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