アメリカでは学校施設に「通学すること」が、学生ビザ発給の条件になっている。しかし、現在のオンライン授業ではその条件を満たせず、いまでこそ米当局が一時的な緩和措置をとっているが、近いうちにもオンライン授業だけの留学生には帰国が促されるとみられている。
「フォーダム大学は5月いっぱいで春学期が終わり、夏休みに入ります。授業再開は9月の予定です。アメリカで弁護士資格の取得を目指すには本来、現地の弁護士事務所での実務経験が必須です。しかし、現状ではそのためのインターン活動も、再開の目処が立っていません。
結局、現地では部屋にこもって勉強するしかやることがなく、それは日本にいても一緒。そのうちに“ビザ切れ”で帰国するしかないという状況に陥りそうです」(前出・在米ジャーナリスト)
帰国して母の佳代さんが抱える金銭トラブルの解決に動けば、そちらの方が結婚へも近づくのではないか。
※女性セブン2020年6月11日号