お茶の水中から徒歩で筑附高へ紀子さまと悠仁さまらが向かわれた

お茶の水中の卒業式の日、徒歩で筑附高へ紀子さまと悠仁さまらが向かわれた(3月)

 一方で、東大にも全学部を合わせて約100人ほどの推薦枠が設けられている。2016年度に始まった制度で、現在は学校推薦型選抜と呼ばれる。

「募集要項は毎年7月に発表され、書類選考を経て12月に面接を受けることになります。年が明けてセンター試験を経て、2月中旬には合格発表というスケジュール。悠仁さまはこの制度で東大を目指されると言われています。もちろん一般入試の可能性もあるでしょうが、将来の天皇が誰かと競争して、誰かを蹴落としてまで大学進学するということに、違和感を持つ人もいるでしょうから、この推薦が有力候補となるとみられています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 ここまでの高学歴志向の背景には何があるのか。「秋篠宮さまが母校の学習院大学を好まれていないなどの報道もありましたが、紀子さまの強い思いもあるようです。天皇陛下は学習院大学を卒業後、英オックスフォード大学に留学し勉学に励まれました。そして皇后・雅子さまは米ハーバード大学を卒業後、東大に入学され、外務省で活躍したキャリア官僚です。学習院大学在学中に秋篠宮さまと出会ってご結婚された紀子さまは留学経験もありません。皇族は華やかな学歴をお持ちの方が多い。そのなかでも悠仁さまには、より学識を深め、より立派な経歴を持ってほしい、そんな思いが見え隠れしているのだと察します」(前出・皇室ジャーナリスト)

 将来、史上初の東大出身の天皇誕生となるのだろうか。大事な高校3年間が始まろうとしている。

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