国内

愛子さま、調整が難航する「伊勢神宮参拝」 第7波落ち着いた後の秋頃に実現か

愛子さまの人気ぶりはすさまじい(2022年3月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)

愛子さまの人気ぶりはすさまじい(2022年3月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)

「愛子さまがいつ伊勢に参られるか」は、宮内庁内で最優先の懸案として検討が重ねられているという。明るいニュースを探す方が難しい昨今、その旅路は、国民の「希望」となり、この令和の時代に空前のブームを呼ぶだろう。伊勢路をめぐる侃々諤々の内幕──。

 三重県伊勢市にある伊勢神宮は、地名を冠しない「神宮」が正式な名称だ。日本に数多ある神社の中心的存在で、歴史と格式ある神社である。皇室の始祖とされる天照大御神を祀り、三種の神器の1つ「八咫鏡」が保管されているため、皇室との縁は深い。現在、伊勢神宮の祭主を上皇ご夫妻の長女・黒田清子さん(紀宮さま)が務め、天皇陛下や皇族方は、折に触れ伊勢神宮を参拝される。

「最近では、今年4月に秋篠宮ご夫妻が『立皇嗣の礼』に伴って足を運ばれました。平成から令和の御代がわりでは、2019年4月に退位前の上皇ご夫妻が、その半年後には即位後の天皇皇后両陛下がそれぞれ参拝されました。退位や即位といった機会以外にも、男性皇族のご成婚時や、皇族が成年を迎えたときなどに参拝するのが慣例となっています」(皇室記者)

 昨年12月、天皇家の長女・愛子さまが20才の誕生日を迎えられた。今年3月に成年会見を開かれたものの、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしており、伊勢神宮参拝は実現していない。

「佳子さまは、20才の誕生日から3か月後の2015年3月に、おひとりで参拝されました。愛子さまの伊勢路も同様に“おひとりさま”での参拝となるでしょう。本来であれば、成年から間を置かずに参拝できるのが理想なのでしょうが、両陛下の地方公務や海外訪問さえ再開されない状況にあって、愛子さまの伊勢神宮参拝も調整が難航しているようです。

 ただ、もしおひとりでの参拝が実現すれば、暗い世相が続く日本社会を活気づける機会になるはずです。国民の多くは、愛子さまご誕生の慶祝から、小学生から高校生までの学生時代の心配事まで、自分の子供のように見守ってきました。ずっと両陛下のそばを離れなかった愛子さまがひとり凜とした歩みを始められることに、勇気づけられないわけがありません。神宮へと続く道には愛子さまを一目見ようと、人垣ができることは必至です」(皇室ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

音楽業界の頂点に君臨し続けるマドンナ(Instagramより)
〈やっと60代に見えたよ〉マドンナ(67)の“驚愕の激変”にファンが思わず安堵… 賛否を呼んだ“還暦越えの透け透けドレス”からの変化
NEWSポストセブン
石破茂・首相の退陣を求めているのは誰か(時事通信フォト)
自民党内で広がる“石破おろし”の陰で暗躍する旧安倍派4人衆 大臣手形をバラ撒いて多数派工作、次期政権の“入閣リスト”も流れる事態に
週刊ポスト
1999年、夏の甲子園に出場した芸人・とにかく明るい安村(公式HPより)
【私と甲子園】1999年夏出場のとにかく明るい安村 雪が降りしきる母校のグラウンドで練習に明け暮れた日々「甲子園を目指すためだけに高校に通った」 
女性セブン
クマ外傷の専門書が出版された(画像はgetty image、右は中永氏提供)
《クマは鋭い爪と強い腕力で顔をえぐる》専門家が明かすクマ被害のあまりに壮絶な医療現場「顔面中央部を上唇にかけて剥ぎ取られ、鼻がとれた状態」
NEWSポストセブン
小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
ジャーナリストの西谷格氏が新疆ウイグル自治区の様子をレポート(本人撮影)
《新疆ウイグル自治区潜入ルポ》現地の人が徹底的に避ける「強制収容所」の話題 ある女性は「夫は5年前に『学習するところ』に連れて行かれ亡くなりました」
週刊ポスト
会見で出場辞退を発表した広陵高校・堀正和校長
《海外でも”いじめスキャンダル”と波紋》広陵高校「説明会で質問なし」に見え隠れする「進路問題」 ”監督の思し召し”が進学先まで左右する強豪校の実態「有力大学の推薦枠は完全な椅子取りゲーム」 
NEWSポストセブン
起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
お仏壇のはせがわ2代目しあわせ少女の
《おててのシワとシワを合わせて、な~む~》当時5歳の少女本人が明かしたCM出演オーディションを受けた意外な理由、思春期には「“仏壇”というあだ名で冷やかされ…」
NEWSポストセブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト