国内

宮内庁では「小室騒動はもうこりごり…」の声も 御用掛着任の元警視総監は秋篠宮家を救えるか

次に一家が揃うのはいつか(写真は2020年11月、東京・港区/宮内庁提供)

次に一家が揃うのはいつか(写真は2020年11月、東京・港区/宮内庁提供)

 8月も下旬を迎えると、多くの中高生は2学期の足音を憂いながらも、残り少ない夏休みを少しでも充実させようと奔走する。今年4月に筑波大学附属高校(筑附高)に入学された秋篠宮家の長男・悠仁さまにとっても、高校生になって初めての夏休みは、思い出深いものになったようだ。

「お盆明けの8月19日から、長野県へ私的な旅行に出かけられました。秋篠宮ご夫妻もご一緒だろうとみられていましたが、フタを開けると悠仁さまの『ひとり旅』。夏休みに単独で遠方に出かけられるのは、悠仁さまにとって初めてに近い経験だったようです」(皇室記者)

 これまで悠仁さまの夏休みのかたわらには、いつも紀子さまのお姿があった。2017年には小笠原諸島に、2018年には北アルプスや河口湖に母子で足を運ばれた。2019年の夏には秋篠宮さまと3人でブータンを訪れ、悠仁さまにとって初めての海外訪問を楽しまれた。この夏のひとり旅は、悠仁さまのご成長の証しだろう。同時に、紀子さまが“子離れ”するような、何かしら大きな環境の変化があったのか──。

 長女・眞子さんの結婚問題以降、秋篠宮家には逆風が吹き続けている。

「悠仁さまの筑附高入学に関しても、“特別な配慮”があったのではと指摘されました。いずれ『天皇家』になる秋篠宮家にとって、国民からの信頼と敬愛を取り戻すことは急務です」(宮内庁関係者)

 秋篠宮家を取り巻く状況の厳しさの要因の1つに、秋篠宮家の側近職員の存在がある。秋篠宮家に仕える宮内庁の職員は「皇嗣職」と呼ばれ、そのトップが皇嗣職大夫だ。現在、加地隆治氏が務める。

「大夫をはじめとした皇嗣職は、秋篠宮家のサポートだけでなく、時に助言も期待される役職です。必要に応じて提案をしたり、国民の意見を伝えたりすることも求められます。しかしながら、秋篠宮家を巡る一連の混乱からは、職員がクッション役や調整役として機能していなかったという側面を否定できません」(皇室ジャーナリスト)

 秋篠宮家の窮地を脱すべく、この夏、“知恵者”として、ある人物が登用されたという。

受け身が招いた約3年の結婚延期

 かねて秋篠宮家は“ご難場”といわれてきた。

「特に紀子さまは求められる仕事のクオリティーがとても高く、そのハードルの高さゆえ職員には高い事務処理や調整能力だけでなく、強い忍耐力が求められるといいます。時に強い言葉で職員を叱責されることもあるといい、職員が秋篠宮家を忌避する要因になっています。過去にも数か月で退職したり激やせした職員もいました。“秋篠宮家を担当するくらいなら退職した方がいい”と公言する職員もいたほどです」(前出・宮内庁関係者)

 ご難場ぶりは、悠仁さまがお生まれになってから激しさを増したという。

「紀子さまは悠仁さまを“両陛下(当時・現在の上皇ご夫妻)からお預かりした大切な命”と受けとめられ、将来の天皇の母としての責任感の強さから、職員に求めるレベルが一段と上がったようでした」(前出・宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

中居、国分の騒動によりテレビ業界も変わりつつある
《独自》「ハラスメント行為を見たことがありますか」大物タレントAの行為をキー局が水面下でアンケート調査…収録現場で「それは違うだろ」と怒声 若手スタッフは「行きたくない」【国分太一騒動の余波】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
皇室に関する悪質なショート動画が拡散 悠仁さまについての陰謀論、佳子さまのAI生成動画…相次ぐデマ投稿 宮内庁は新たな広報室長を起用し、毅然とした対応へ
女性セブン
定年後はどうする?(写真は番組ホームページより)
「マスメディアの“本音”が集約されているよね」フィフィ氏、玉川徹氏の「SNSのショート動画を見て投票している」発言に“違和感”【参院選を終えて】
NEWSポストセブン
スカウトは学校教員の“業務”に(時事通信フォト)
《“勧誘”は“業務”》高校野球の最新潮流「スカウト担当教員」という仕事 授業を受け持ちつつ“逸材”を求めて全国を奔走
週刊ポスト
「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
「情報商材ビジネス」のNGフレーズとは…(elutas/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」は“訴えれば勝てる可能性が高い”と思った》 「情報商材ビジネス」のNGフレーズは「絶対成功する」「3日で誰でもできる」
NEWSポストセブン
入団テストを経て巨人と支配下選手契約を結んだ乙坂智
元DeNA・乙坂智“マルチお持ち帰り”報道から4年…巨人入りまでの厳しい“武者修行”、「収入は命に直結する」と目の前の1試合を命がけで戦ったベネズエラ時代
週刊ポスト
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン