また、“皇室関係者”であるという事実によって、弁護士としての業務を遂行するなかで難しい状況に直面する可能性も否定できない。
「今後、小室さんがどのような案件を扱っていくかはまだわかりませんが、弁護士である以上、小室さんは特定のクライアントの味方になるわけです。それを“皇室関係者が特定の企業や組織に肩入れしている”と見る人がいるならば、宮内庁としても小室さんの業務内容を無視できないはずです。小室さんのクライアントが限定される可能性もあり、新人弁護士としては少々扱いづらい存在になりかねないと思います」
ニューヨークの司法試験に合格したからといって、必ずしもそれですべてが解決というわけではない。小室さんの向かう道には、超えるべきハードルがまだまだあるのだ。