秋篠宮さまと悠仁さま(時事通信フォト)

笑顔の秋篠宮さまと、どこか物憂げな表情を見せる悠仁さま(時事通信フォト)

「国際昆虫学会議」主催者とは縁が深い

 悠仁さまのトンボ研究に世間の耳目が集まるのは、来春に控える「大学進学」の行方が取り沙汰されているという背景もある。筑波大学附属高校3年生の現在は大学受験を控えた重要な時期だが、今もトンボ研究に注力するのは「推薦入試」を意識しているからではないかと各メディアが報じている。

「昨秋以降、悠仁さまの進学先として東京大学や筑波大学、東京農業大学などが取り沙汰されています。例えば東大の学校推薦型選抜入試は例年7月に募集要項が発表される。筑波大の場合は学校推薦が10月に出願、自己推薦型の『AC入試』は8月下旬に出願が始まる。いずれにしても、現在はその準備にとって非常に重要なタイミングです。

 なかでも、2016年から始まった東大の推薦入試制度では、入試の成績に加えて在学中の論文や社会貢献活動などが総合的に評価されます。トンボ研究を続けるうえで、東大の研究環境やレベルは悠仁さまの進学先として申し分ないと言われています」(宮内庁担当記者)

 東大の推薦入試を受験するうえで、今回参加する国際昆虫学会議でのポスター発表は確かな実績となるはずだ。さらに、今回の国際会議の運営トップ(組織委員会委員長)が玉川大学農学部教授の小野正人氏であることは、秋篠宮家との深い縁を想起させる。

表彰される可能性も

「今年4月には、秋篠宮さまと悠仁さまが玉川大学を小野教授の案内で見学したことが話題になりました。秋篠宮さまと小野教授の親交は深いことが知られています。秋篠宮さまは学生の頃から鳥類や両生類、ナマズに関心を寄せられ研究者としても知られていました。学者ら専門家とも交流があり、『生き物文化誌学会』の設立(2003年)にも尽力されたと聞きます。小野教授ともその頃に出会い、玉川大学にも何度か訪れています。生き物の研究を通じて、親子2代にわたるご縁があるのです」(前出・宮内庁担当記者)

 国際昆虫学会議では、出席者による投票で若手研究者らを表彰する仕組みもあるという。大学ジャーナリストの石渡嶺司氏はこう言う。

「東大の推薦入試ではセンター試験のスコアが合格レベルに達していることに加え、ハイレベルな受験生のなかで科学や芸術などの分野で高い評価を受けた実績が必要になってきます。今回の学会のポスター部門に応募されたことが、そうした実績づくりにつながっていく可能性はあると思われます」

 幼い頃より続けてきた悠仁さまの「トンボ研究」が認められ、東大推薦入試という狭き門は開くのか。

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト