国内

【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 

初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)

初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)

 初めて沖縄の地を踏むことになったプリンセス。その存在は、節目の年に慰霊の旅を精力的にこなす国母にとっても大きな心の支えになるはずだ。平和を願う島と平和を願う皇室、両者をつなぐ強固な懸け橋として愛子さまが躍動する──。 

 雅子さまは4月7日、天皇陛下とともに硫黄島をご訪問され、4月11日には大阪・関西万博の開会式に出席。今年はこの先もお出ましが続き、6月には3年ぶりに沖縄を訪問されることが決まっている。そんな雅子さまにとって心強いことに、沖縄ご訪問は愛子さまも同行されるようだ。那覇市内での1泊も含め、愛子さまも公務として両陛下と行動を共にされることになったのだ。 

「正式発表はまだですが、愛子さまが両陛下と宿泊を伴う公務で地方をご訪問されるのは初めてのこと。さらに、愛子さまにとっては初めての沖縄で、初めて尽くしの公務となりそうです。戦後80年という節目の今年は、『いま行かずしていつ行くのか』という、最適なタイミングといえるでしょう」(宮内庁関係者) 

 幼いときから戦争の歴史と向き合ってこられた愛子さま。高校の修学旅行では広島の平和記念資料館も訪問されているが、沖縄は未踏の地だった。 

「上皇さまと美智子さまがそうしてこられたように、陛下と雅子さまも戦争の記憶を次の世代につないでいきたいとお考えです。次の世代には、当然、愛子さまも含まれます。節目の年に愛子さまが沖縄の地を訪れられることは、若い世代に対しても強いメッセージとなります。愛子さまもすでにその重圧と使命を自覚しておいでのようです」(別の宮内庁関係者) 

 滞在中は糸満市の平和祈念公園内にある平和の礎を視察され、沖縄戦没者墓苑での供花のほか、対馬丸記念館や首里城の視察も予定されているという。 

「3年前、両陛下は宜野湾市内のホテルに宿泊されましたが、今回は那覇市の中心部に位置するホテルに宿泊されるそうです。空港や訪問先までの移動距離が短くなれば、それだけ雅子さまのご負担も軽減されます。警備の難しさと両陛下のご負担のバランスを考え抜いての選択でしょう」(前出・宮内庁関係者) 

関連記事

トピックス

会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《ベビーカーショットの初孫に初コメント》小室圭さんは「あなたにふさわしい人」…秋篠宮妃紀子さまが”木香薔薇”に隠した眞子さんへのメッセージ 圭さんは「あなたにふさわしい人」
NEWSポストセブン
試練を迎えた大谷翔平と真美子夫人 (写真/共同通信社)
《大谷翔平、結婚2年目の試練》信頼する代理人が提訴され強いショックを受けた真美子さん 育児に戸惑いチームの夫人会も不参加で孤独感 
女性セブン
阪神独走Vで藤川監督の高知商の先輩・江本孟紀氏が「優勝したら母校に銅像を建ててやる」の約束を「忘れてもらいたい」と苦笑 今季の用兵術は「観察眼が鋭い」と高評価
阪神独走Vで藤川監督の高知商の先輩・江本孟紀氏が「優勝したら母校に銅像を建ててやる」の約束を「忘れてもらいたい」と苦笑 今季の用兵術は「観察眼が鋭い」と高評価
NEWSポストセブン
59歳の誕生日を迎えた紀子さま(2025年9月11日、撮影/黒石あみ)
《娘の渡米から約4年》紀子さま 59歳の誕生日文書で綴った眞子さんとまだ会えぬ孫への思い「どのような名前で呼んでもらおうかしら」「よいタイミングで日本を訪れてくれたら」
NEWSポストセブン
「天下一品」新京極三条店にて異物(害虫)混入事案が発生
【ゴキブリの混入ルート】営業停止の『天下一品』FC店、スープは他店舗と同じ工場から提供を受けて…保健所は京都の約20店舗に調査対象を拡大
NEWSポストセブン
藤川監督と阿部監督
阪神・藤川球児監督にあって巨人・阿部慎之助監督にないもの 大物OBが喝破「前監督が育てた選手を使い、そこに工夫を加えるか」で大きな違いが
NEWSポストセブン
海外から違法サプリメントを持ち込んだ疑いにかけられている新浪剛史氏(時事通信フォト)
《新浪剛史氏は潔白を主張》 “違法サプリ”送った「知人女性」の素性「国民的女優も通うマッサージ店を経営」「水素水コラムを40回近く連載」 警察は捜査を継続中
NEWSポストセブン
ヒロイン・のぶ(今田美桜)の妹・蘭子を演じる河合優実(時事通信フォト)
『あんぱん』蘭子を演じる河合優実が放つ“凄まじい色気” 「生々しく、圧倒された」と共演者も惹き込まれる〈いよいよクライマックス〉
週刊ポスト
石橋貴明の現在(2025年8月)
《ホッソリ姿の現在》石橋貴明(63)が前向きにがん闘病…『細かすぎて』放送見送りのウラで周囲が感じた“復帰意欲”
NEWSポストセブン
決死の議会解散となった田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
「市長派が7人受からないとチェックメイト」決死の議会解散で伊東市長・田久保氏が狙う“生き残りルート” 一部の支援者は”田久保離れ”「『参政党に相談しよう』と言い出す人も」
NEWSポストセブン
ヘアメイク女性と同棲が報じられた坂口健太郎と、親密な関係性だったという永野芽郁
「ずっと覚えているんだろうなって…」坂口健太郎と熱愛発覚の永野芽郁、かつて匂わせていた“ゼロ距離”ムーブ
NEWSポストセブン
新潟県小千谷市を訪問された愛子さま(2025年9月8日、撮影/JMPA) 
《初めての新潟でスマイル》愛子さま、新潟県中越地震の被災地を訪問 癒やしの笑顔で住民と交流、熱心に防災を学ぶお姿も 
女性セブン