「水ト麻美アナ(29)しか使える女子アナがおらず“水トちゃん頼り”が加速している。以前は過重労働を心配した上層部が仕事をセーブさせていたが、それもなし崩しに。パンクしてしまわないか心配です。
“ホステスアナ”として注目を浴びていた笹崎里菜アナ(24)も『入社後の方が目立たない』なんて言われています」(日テレ関係者)
テレビ朝日はどうか。
「下平さやかアナ(43)などベテランが評価を上げる一方で、エースの竹内由恵アナ(30)の評価が芳しくない。本人は『報道志向』を口にしているが、30歳になったいまでも『アイドルアナ』から脱却できずにいる」(テレ朝関係者)
民放各局が女子アナ人材不足に悩まされる現状を元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏はこう解説する。
「実際は最近も優れた人材が入社していますが、彼女たちを育て上げるシステムや発信力がテレビになくなってきている」
暗い話が続く中、民放で唯一期待が持てそうな局がある。テレビ東京だ。
「今年度から女子アナの中途採用を開始し、ローカル局から実力ある美女アナが移籍してきている。元々、テレ東は大橋未歩アナ(38)、大江麻理子アナ(37)、狩野恵里アナ(29)など、人気アナが育ちやすい土壌がある。登竜門といわれる番組『モヤモヤさまぁ~ず2』で次にブレイクするのは誰かと視聴者も楽しみにしています」(テレ東関係者)
民放がNHKから「女子アナ王国」の誇りを取り戻せる日は訪れるのか。
※週刊ポスト2016年9月16・23日号