●平田勝男、池田親興、吉竹春樹『タイガースよ永遠に』(1985年・クラウン)
タイガース50周年記念で1985年のシーズン前に発売された讃歌。3人の活躍もあり、この年阪神は21年ぶりリーグ優勝に輝いた。
●落合博満『サムライ街道』(1986年・東芝EMI)
飲食店で隣になった音楽関係者に誘われ、わずか3週間で発売。B面『そんなふたりのラブソング』は信子夫人とのデュエット。
●中畑清『港』(1988年・バップ)
B面は吉幾三作詞作曲の1984年発売『十和田丸』。同曲は1986年に大ヒットする吉の『雪國』のような歌詞が綴られている。
●篠塚利夫『RAINY HEART』(1988年・バップ)
英字新聞を片手に、ガルウイングドアの車の運転席で決めるおしゃれなジャケット。横文字のタイトルも当時の球界では画期的。
●古田敦也『Xeno~見知らぬ人~』(1994年・東芝EMI)
2連覇した翌年の開幕直後に発売も、6日後に右手指を骨折する災難に。レコーディング風景を中心にしたプロモーションビデオも製作。
●新庄剛志『第II章~True Love~』(1994年・日本コロムビア)
ほぼ流通していないため、中古市場で1万円以上の値が付くことも。音楽目的ではなく、スポーツグッズとして取引されるケースが多数。
●トーマス・オマリー『オマリーのダイナミック・イングリッシュ』(1994年・ポリスター)
歌、DJ、英語レッスンなどを楽しめるアルバム。『六甲おろし』の音痴ぶりは話題に。阪神愛をアピールも翌年ヤクルトに移籍。
■協力/スージー鈴木、えとせとらレコード
※週刊ポスト2017年2月10日号