カトリーヌさんによると、あと1~2年は同情票で好感度が上がりやすいというが、その効力が切れる時が正念場だという。ただしそこも簡単に乗り越える方法がある。「困った時のハワイ」だ。
「ママタレはなぜかハワイに行きたがる習性があります。そして必ずと言っていいほど、ヨガやオーガニック野菜に目覚める。なぜこのようなことがお決まりになっているのかというと、ママタレには日々の暮らししかアピールすることがないからです。弁当や毎日の食卓だけだと飽きられてしまうので、ひと味変えるためのハワイ。ハワイなら写真をSNSにアップするだけで『わー、すごいですねー』と簡単に羨ましがられます」
ハワイで普通に生活するだけなら、特別な才能は必要ない。ハワイに移住しているママタレといえば、花田美恵子(48)、梨花(43)、吉川ひなの(37)などがいるが、小倉も長男を連れてたびたびハワイを訪れており、その様子をブログに載せている。報じられている「ハワイ移住説」も、現実的にあり得る路線だ。
「芸能界では今ママタレが飽和状態になっていますが、ママタレの寿命は短く、せいぜい子供が小学校に上がるくらいまで。参入障壁が低いぶん、入れ替わりが激しい世界でもあります。2人目が生まれたばかりの小倉さんはまだあと5年くらいはママタレとして活動できますが、その後は料理や育児以外の特技を持っておかないと生き残れません。ママタレたちがこぞってヨガインストラクターや野菜ソムリエの資格を取るのも、生き残り策の一環です。小倉さんもこの数年で何を身につけるかで、ママタレ卒業後のタレント寿命が決まってくるでしょうね」
ヨガや野菜ソムリエは、さすがに見ているほうもおなかいっぱいなところがある。先輩とは違う、新たなママタレの道を切り拓いてもらいたい。