現代に失われたよき母娘関係――日本中の母と娘に眞子さまの結婚を機に自分たちの母娘関係を一度見つめ直してみてはいかがだろう。
定職に就かれず、成年皇族としての活動を大切にされてこられた眞子さまは、今、平成皇室が抱える問題を誰よりも理解されているひとりだろう。
天皇陛下のご退位に、減少する皇族の数、そしていまだくすぶる女性宮家問題――こうした事情を理解されておられるからこそ、今回の結婚という決断は苦渋の決断であられたはず。しかも、ご婚約が報じられて以降、小室圭氏へはさまざまな声が飛び交った。
「心ない報道も多く、紀子さまのなかに心配な思いもおありだったと思います。しかし、紀子さまは常に娘の気持ちを大切にされてこられました。眞子さまを信頼されているからこそ、眞子さまが選んだかたであればと認められ、今は素直に眞子さまのご婚約を祝福されているはずです」(高清水さん)
眞子さまはご婚約が報じられた直後の今年5月、ブータンをおひとりで訪問された。この際、同国伝統の弓技に臨まれた眞子さまは、ブータンの色鮮やかな民族衣装「キラ」をお召しになった。その姿を見た前国王はいたく感激されたという。
「この衣装は1997年に秋篠宮ご夫妻がブータンを訪問された際、前国王が紀子さまにプレゼントされたものでした。20年以上前から宮邸に大事に保管されていましたが、紀子さまが『せっかくの機会なので眞子のために』とずいぶん探された。ブータンへの出発前、紀子さまはキラの着方について、眞子さまに手取り足取りでレクチャーされていました。
今は民間に嫁がれる眞子さまに、料理、家事、洗濯など、一般の主婦として必要なことを紀子さまが指南されているのではないでしょうか」(高清水さん)
※女性セブン2017年9月21日号