芸能

今は一家離散 宮沢りえから始まった花田家「女の因縁」

花田家「女の因縁」の歴史を紐解く

 元横綱・日馬富士の暴行事件において、被害を受けた貴ノ岩の師匠である貴乃花親方(45才)はだんまりを決め込んでいる。その一方で、貴乃花親方の母である藤田紀子さん(70才)はワイドショーに出演し、事件や相撲界について語っている。

 現在、貴乃花親方と紀子さんは断絶状態にあるが、ここに至るまでには、「女性」を巡る様々な確執があった。

 紀子さんの前に最初に登場した女性は宮沢りえ(44才)だった。わずか20才ながら大関昇進を狙う地位に昇進した貴乃花(当時は貴花田)が、当時19才で人気絶頂のりえと婚約を発表し、「スーパーカップル」と呼ばれたのは1992年11月。しかし、婚約会見から2か月後、貴乃花が「愛情がなくなりました」と言って婚約破棄を発表。りえは破局の後遺症で激やせし、貴乃花には冷たい視線も浴びせられた。

 1994年6月、兄の若乃花(花田虎上・46才)が客室乗務員の美恵子さん(48才)と結婚すると、翌年5月には貴乃花親方が8才年上のアナウンサーの景子さん(53才)と結婚。一家は盤石に見えたが、そこで勃発したのが嫁姑問題だった。

「もともと紀子さんは美恵子さんはおかみに向いていないと判断し、景子さんの方に目を向けていました。しかし、部屋内の情勢が“二子山部屋はお兄ちゃんが継承”となっていくと、焦った景子さんが独立のために後援会の囲い込みを始めたといわれ、紀子さんと口もきかなくなっていったんです」(スポーツ紙記者)

 結果、2人は冷戦状態に入り、溝は深まっていった。

「1995年に生まれた第1子の名付け親は紀子さんでしたが、1999年の第2子の妊娠については景子さん、紀子さんに報告しなかったんです。紀子さんは報道で初めて知り、激怒したそうです。しかも、親方は貴乃花から報告を受けていて、紀子さんには伝えないように口止めもされていたんです」(前出・スポーツ紙記者)

 二子山部屋は“紀子さん、若乃花、美恵子さん同盟”と“親方、貴乃花、景子さん同盟”に分裂していく。

 さらに対立を複雑にしたのは、2000年7月、紀子さんとM医師との不倫報道だった。

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