結納まであと1か月半。だが、眞子さまの人生の門出に、暗い影が落ちている。お相手・小室家を問題視する報道が次から次へと止まらないのだ。いったい、誰が何の思惑で──。
週末土曜日の1月20日午後3時半頃、皇居に1台の車が入っていった。後部座席に乗られていたのは、秋篠宮家の紀子さまと眞子さま。その日、皇居では公式の行事や儀式もなく、誕生日のようなお祝い事やご会食の予定もなかった。当然、沿道にメディアもいない。予定にない訪問だった。
「警備の都合などもあり、通常なら早めにスケジュールが組まれるのですが、その日は本当に突然のことでした。ほとんどの場合は秋篠宮ご一家お揃いで参内され、ごくたまに紀子さまと悠仁さまおふた方ということもあります。しかし、紀子さまと眞子さまだけというのは過去にあったかどうか。何か急いで両陛下にお伝えしなければならないことが起きたのでしょうか。それとも、両陛下がおふたりに伝えたいことがあったのか…」(宮内庁関係者)
今年11月4日、眞子さまは国際基督教大学(ICU)時代の同級生・小室圭さんと帝国ホテル(東京都千代田区)で結婚式を挙げられる。
だが、内親王としては2005年の紀宮さま(黒田清子さん)以来13年ぶりの慶祝の日を控えて、前代未聞のムードが漂っている。
「眞子さまと小室さんのご結婚に異議を投げかけるような動きがあるのです」(別の宮内庁関係者)
◆親族との「復縁」にいなかった母
小室家の知人が明かす。
「昨年9月の婚約内定会見のあと、小室さんがある食事会を催したそうです。出席したのは小室さんとは“断絶状態”が続いていた父親方の親族数人。結婚の儀式や披露宴に向けての一族の“復縁”の機会だったようですが、小室さんの母である佳代さんはその席に顔を見せなかったそうです」
晴れの日が近づいているにもかかわらず、天皇皇后両陛下の初孫である眞子さまの嫁ぎ先は、何やら不穏な空気に包まれている。
キャンパスで愛を育んだ眞子さまと小室さんの、まさに「現代風」の恋愛模様は多くの共感を呼んだが、その一方で、「まだ早すぎるのではないか」「もう少し皇族としての務めを果たしてもらいたい」という20代中盤での「皇籍離脱」を嘆く声や、弁護士事務所でパラリーガルとして勤務する小室さんの収入や将来設計などへの不安も囁かれた。