◆「婚約者」表記の驚き

 炎天下の中、秋篠宮ご一家が続けて参内され、両陛下とじっくりと会談の場を持たれた異例の3日間──。

「その直前に起きた、小室さんを巡る騒動と関係がないはずがありません。眞子さまがブラジルに発たれる前にご家族でしっかり話し合っておきたかったのでは」と言うのは、前出・宮内庁関係者だ。

 7月6日(日本時間)、米フォーダム大学ロースクール(ニューヨーク)がウェブサイト上に驚くべき文書を公開した。同大には、小室さんが3年間の予定で留学すると報じられていた。

「そこには《日本のプリンセス・マコのフィアンセであるケイ・コムロを受け入れる》と書かれていたのです。これには宮内庁の関係者も、それから秋篠宮さまも紀子さまも驚き、困惑しています。世間では小室さんは眞子さまの“婚約者”と見られているかもしれませんが、正確ではありません。一般の結納にあたる『納采の儀』は今年3月4日に予定されていましたが、延期されていて、まだメドが立っていません。つまり、おふたりの婚約はまだ成立しておらず、正式に、小室さんは眞子さまのフィアンセ=婚約者ではないのです。誤解を招く表現というよりは、明らかに事実誤認です」(前出・宮内庁関係者)

 秋篠宮さまも眞子さまも、小室さんがアメリカに3年間留学されること、生活費は現在パラリーガルとして勤務する法律事務所が負担すること、授業料は大学の奨学金でまかなうことは、ご存じだったというが、まさか「婚約者」と発表されるとは青天の霹靂だったようだ。

「アメリカというのは、日本よりも個人のプライベートを重視する国で、誰と誰がどのような関係にあるのか、それを公言するかどうかには常に慎重です。それなのになぜ、ああいった書き方になったのか。小室さんが自分で“私は眞子さまの婚約者だ”と伝えたことは間違いないでしょう。小室さんによる“自己申告”がなければ、あのような発表ができるはずがなく、その一言が宮内庁周辺の逆鱗に触れているんです」(別の宮内庁関係者)

 宮内庁報道室は本誌取材に対し、「小室圭氏は、『納采の儀』を経ていないため『fiance』ではありません」と正式に回答した。フォーダム大に対しては、「婚約者ではない」という事実を伝えるという。

 一方で、フォーダム大ロースクールの副学長は「(小室さんの件は)本学のホームページでお知らせした以上のことをコメントすることはありません」と答えるのみだった。

※女性セブン2018年8月2日号

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン