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病床の長嶋氏が熱望すれば巨人・松井監督誕生の可能性も

監督人事にも影響を及ぼすか(時事通信フォト)

 都内にある大学病院の上層階の一室に、今も“ミスター”こと長嶋茂雄氏(82)の姿はある。入院生活は、すでに1か月超──。

 その容態を詳しく報じたのが8月9日発売の『女性セブン』だった。〈長嶋茂雄緊急入院!「懸命の病室」と「家族の相克」〉と題した記事で、胆のうの不調により、肌や目が黄色くなる「黄疸」の症状が出ていたことを報じた。記事には高熱とともに激しい腹痛に襲われた長嶋氏が、病院に運び込まれたとある。8月上旬の時点で病状は一進一退で、予断を許さない状況だと伝えられている。

 入院が続く長嶋氏の念願の1つが、愛弟子・松井秀喜氏(44)の巨人監督への就任だという。

「松井の中にもいつかは巨人に恩返しをしたいという気持ちはあるが、2002年にFA宣言してメジャー移籍した際、当時の渡辺恒雄オーナー(91)との関係に亀裂が生じたといわれている。渡辺氏が健在のうちは、監督として巨人のユニフォームに袖を通すことはできないと考えているようです。

 2人の子供をニューヨークで育てており、次男はまだ1歳半。以前都内に所有していたタワーマンション最上階の部屋も処分しているので、監督就任となれば単身赴任になりますから、事情は複雑でしょう」(球界関係者)

 引退後、ヤンキースのGM付特別アドバイザーに就任した一方、キャンプで臨時コーチを務めるに留まるなど、巨人とは一定の距離を置いてきた。

 だが、そんな状況にも少し変化が感じられる。8月8日、松井氏は前巨人監督の原辰徳氏(60)とプロ野球のゲスト解説に登場した。読売グループの日本テレビが中継する巨人・阪神の伝統の一戦である。

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