芸能

独立したカトパンに頼らざるを得ないフジ女子アナの人材難

いつまでも加藤綾子アナに頼ってもいられないはずだが…

 フジテレビ年末の風物詩である『FNS歌謡祭』が今年も終了した。第一夜の12月5日は視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)を獲得し、フジはこの日のゴールデン帯、プライム帯で首位、全日でも2位に踊り出た。

 第二夜の12日はやや数字を落としたが、11.8%を記録。不振の続くフジは胸を撫で下ろした格好となった。同番組は1974年の開始から1990年まではその年のグランプリを決める賞レース形式だったが、1991年からは現在の形に。テレビ局関係者が話す。

「フジの不振が決定的になってきたことで、2015年からは12月に2回放送することになった。毎年二夜目は数字が落ちているが、フジはゴールデン帯の2ケタ獲得に苦労しているので、11.8%でも十分でしょう」(以下同)

 かつて司会は、男性は露木茂アナや川端健嗣アナなどの局アナ、女性は『夜のヒットスタジオ』の芳村真理などが務めていたが、2015年からは同局の音楽番組を担当する渡部建と森高千里が抜擢されている。同年の進行役は軽部真一アナが務めたが、翌年からはフジからフリーに転身した加藤綾子アナがその座を担っている。

「本来であれば、局の代表番組であるFNS歌謡祭には局の女子アナを使いたい。そうすれば、知名度もアップしますからね。だが、任せられる人材がいない。期待の宮司愛海アナはスポーツ中心になっていますし、2年目の久慈暁子アナは時期尚早。『めざましテレビ』の永島優美アナを使いたいところではあるが、過去に高島彩アナや加藤綾子アナを『めざまし』と兼任させて、過重労働させたことがあった。今それをやると、世間的にも問題視されそうですし、負担をかけて独立されたくないという局の本音もあるでしょう」

関連記事

トピックス

「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン