フジテレビと言えば、視聴率好調の時代は常に人気女子アナがいた。1980年代前半は寺田理恵子アナ、1980年代後半から1990年代前半にかけて八木亜希子アナ、河野景子アナ、有賀さつきアナ、中井美穂アナ、1990年代後半は中村江里子アナ、木佐彩子アナ、2000年代は内田恭子アナ、高島彩アナ、中野美奈子アナなどが画面を彩った。
この他にも数え切れないほどの人気アナが存在していたが、ここ数年、誰もが知るような女子アナは誕生していない印象だ。今月発表されたオリコンの『第15回 好きな女性アナウンサーランキング』では、ベストテン内に1人もフジの局アナが入っていない。昨年も、山崎夕貴アナが辛うじて9位にランクインしたのみだった。
「アナウンサーとして安定感が増す30代がごっそり抜けたことで、若手にしわ寄せが来ている。そのため、局アナではなく独立した加藤綾子アナに頼らざるを得ないという状況が生まれている」
いつまでもカトパンに頼ってもいられない。新しい人気女子アナの誕生を望みたい。