湾岸署の前で深々と頭を垂れる姿は、いまや逮捕された芸能人の“通過儀礼”となっている。
「入り口が広く、正面でカメラを構えられるから、保釈時の写真が撮りやすい。テレビの中継車も場所取りがスムーズにできるので、湾岸署のほうがマスコミにも都合がいい」(前出・警視庁担当記者)
ちなみに、有名人でも湾岸署に入らないケースもある。田代まさしや清水健太郎、高橋祐也(三田佳子の息子)らは何度も逮捕されているが、湾岸署に勾留されることはない。湾岸署に送られないようになったらいよいよ芸能人としては終わり……ということなのか。
沢尻は12月6日まで20日間の勾留期限を迎えた後、保釈される見込みである。彼女が湾岸署の玄関で見せるのは、“聖女”と“悪女”どちらの沢尻か。
※週刊ポスト2019年12月13日号