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センバツ球児にエールを贈る萩本欽一流「運の哲学」

萩本欽一が考える運・不運とは?

 3月11日、日本高校野球連盟は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日開幕の『第92回選抜高校野球大会』の中止を発表した。この決断に賛否の声が上がる中、萩本欽一が独特の人生観から、センバツ球児たちへの応援メッセージを所属事務所のホームページ上に綴った。

〈春のセンバツ高校野球が、中止という残念な発表。選手も監督もコメントでは「諦めるしかない」「夏に向けて頑張ります」と残念な顔。これは不運か。そうではない。これは大きな運だ。きっと、この選手たちの中に将来のスーパースターが出るに違いない〉

 萩本は“ダメな時ほどダメじゃない”という哲学を持ち、“運”の話を中心にした著書も多数残している。『ダメなときほど運はたまる』(廣済堂新書、2011年1月発行)には、こう書いている。

〈だれにでも運と不運は平等にきます。だから今がついていない時期なら、そのあと幸運な時期がきっとくるはずです。不運の度合いが大きければ大きいほど、これからやってくる運も大きくなるの〉

 この考え方は、自身の体験から生まれたものである。東京にカメラ店を何軒も持つ父親の元に生まれた萩本は、優雅な幼少期を過ごしていた。だが、小学4年生の頃から父の会社経営が傾き、中学3年の時には家に借金取りが押し掛けるほどになり、生活は困窮した。

 人生が急転したことで、萩本は“運”について考えるようになったという。

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