国内

雅子さま、陛下とご一緒に「ダイエット」 愛子さま“激やせ”のトラウマを超えて

いよいよ令和皇室が本格始動(2022年12月、東京・千代田区)

いよいよ令和皇室が本格始動(2022年12月、東京・千代田区、写真/宮内庁提供)

《人生のちょうど半分ほどを皇室で過ごしてきたことに、感慨を覚えております》──そう振り返られた29年半におよぶ皇室での生活は、雅子さまにとって病との闘いの日々でもあった。悲しみを過ぎ去ったものとするお言葉には、雅子さまが皇后として見据える未来が滲む。

 日の丸の小旗が揺れる中、皇居・宮殿のガラス張りのベランダに並び立たれる天皇陛下と皇族方―新春恒例の新年一般参賀が、コロナ禍での中止を乗り越え、2023年1月2日に3年ぶりに開催される。

 より特別な機会になることは間違いない。天皇家の長女・愛子さまが、成年皇族として初めて参加されるからだ。その証拠に、約9000人の入場者枠に対し、10万人を超える応募が集まった。

「例年は、東京・大手町で『箱根駅伝』のスタートの号砲を聞いてから、そこからほど近い皇居へ一般参賀に立ち寄る人も多いため、事前の申し込み制だとどれほどの応募が集まるか疑問視されました。

 しかし、蓋を開けてみれば倍率は約11倍にも達しました。国民との直接の触れ合いが減り“皇室離れ”が囁かれてきましたが、そんな心配を吹き飛ばすようでした。多くの人が、愛子さまの“デビュー”、そして一般参賀で天皇ご一家が初めて揃い踏みされるのを心待ちにしていたのでしょう」(宮内庁関係者)

 朝から夕方までの全6回のお出ましの中心は、陛下と皇后雅子さまにほかならない。2022年12月9日に59才を迎えられたばかりの雅子さまの誕生日文書からは、前向きな変化が読み取れる。

「毎年あった『快復に努める』という趣旨の言葉がなく、例年より短く簡潔な文書で、雅子さまがご自身の言葉で思いを綴られているのが伝わってきました。担当記者団に文書が渡される直前まで、何度も推敲を重ねられたようです」(前出・宮内庁関係者)

 雅子さまが文書に記されたのは、未来への希望と、乗り越えてきた過去へのお気持ちだった。

両陛下が愛子さまを叱責

 長く続くコロナ禍で、雅子さまはおこもり生活を続けながら、ご自身はもちろん、ご家族で体力作りと健康維持に励まれてきた。『文藝春秋』(2023年1月号)では、夏頃から陛下とともにダイエットをされたとも報じられた。

「誕生日に際して公開された写真では、以前より少し顔まわりがすっきりとされた印象で、ダイエットの“成果”が伝わってきました。ただ外見の変化は副次的なもので、目的は体調管理だったようです。

 食事を見直すことはもちろん、愛子さまや職員を交えてテニスやバレーボールをされるなど体を動かし、生活のリズムを整えられたそうです。

 雅子さまは2023年には還暦と同時に、陛下との結婚30周年を迎えられます。公務をしっかり担われるためにまずは体調管理が重要だと、ご夫妻で取り組まれているのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

関連記事

トピックス

谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
列車の冷房送風口下は取り合い(写真提供/イメージマート)
《クーラーの温度設定で意見が真っ二つ》電車内で「寒暖差で体調崩すので弱冷房車」派がいる一方で、”送風口下の取り合い”を続ける汗かき男性は「なぜ”強冷房車”がないのか」と求める
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン