国内

雅子さま、愛子さまに対する“過干渉”への懸念 皇位継承議論の迷走を招く可能性も

愛子さまを大切に思われるがゆえ、心配事が絶えない(2019年6月、愛知県名古屋市。写真/JMPA)

愛子さまを大切に思われるがゆえ、心配事が絶えない(2019年6月、愛知県名古屋市。写真/JMPA)

 新型コロナ感染症対策が緩和され、皇室行事も再開されつつある。5月には、各界の功労者などおよそ1000人を赤坂御苑に招待する「園遊会」の開催が4年半ぶりに決まった。令和皇室を身近に感じる機会は増えていきそうだ。そうしたなか、3月7日に天皇皇后両陛下は、来日中のルーマニア大統領夫妻を皇居に迎え、丸テーブルを囲んで面会された。

「これまでですと、陛下は大統領と、雅子さまは夫人とそれぞれでお話になるスタイルがほとんどでしたが、ひとつの丸テーブルを囲むことにより、賓客との距離をより近くに感じられるようになりました。外交官経験のある雅子さまのアイディアでもあるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

 細部で反映される雅子さまのお気持ち。それが、皇室の一大事を大きく左右しようとしている。

 天皇家の長女・愛子さまは4月から学習院大学への通学を始められる。コロナ禍により奪われていたキャンパスライフを取り戻せることは、愛子さまを見守られてきた雅子さまにとっても喜ばしいことだろう。一方で、心配事も生まれる。

「大学は共学なので異性との出会いもあります。期待と同時に少なからず不安も抱えられているのではないかと思います」(前出・宮内庁関係者)

 愛子さまの初等科時代には、登校に付き添われ、授業も見学された雅子さま。愛子さまが成人されたいまも“密着”具合は変わらないようだ。

「2022年3月、御所・大広間で行われた愛子さまの成年会見の際、雅子さまは隣室で待機され、固唾をのんで見守られていました。会見での立派なお姿はご自身の準備と努力によるものですが、陛下と雅子さまに助けられた部分も少なくありません。愛子さま自身も“両親から話し方についてアドバイスをいただいた”と語られました」(前出・宮内庁関係者)

 愛子さまは、昨年12月に公開された誕生日写真でも注目を集められた。

「屋外で馬とともに撮られたお写真は、開かれた令和皇室を表すかのような開放的な印象を受けました。胸元で輝くハートのペンダントについても、中学・高校時代のご学友からの贈り物という微笑ましいエピソードも明かされ、愛子さまのお人柄が伝わりました」(皇室記者)

 実は、この写真が撮影された際も、すぐお近くで雅子さまも見守られていたという。

「好天に恵まれた日に撮影が行われ、皇居内の厩舎に足を運ばれ、愛子さまの写真撮影をそばで見ていらっしゃったと聞きます。ポーズや構図のアドバイスをされ、愛子さまの晴れ舞台を“プロデュース”されたのかもしれません。写真撮影後はご一家揃って馬と触れ合われたそうです」(前出・宮内庁関係者)

 愛子さまを思うがゆえとはいえ、あまりに密着した母子関係を心配する声も聞こえる。昨年9月、雅子さまがエリザベス女王の葬儀でイギリスに滞在されたときのことだ。

「雅子さまは滞在先のホテルの部屋で、愛子さまとオンラインでお話をされたそうです。2泊4日という短い滞在にもかかわらず、わざわざ連絡を取られたと聞き驚きました。留守番中の愛子さまを心配されたのかもしれませんが、もう成人されていることを考えると少々“過干渉”気味なのでは……。愛子さまの年齢相応の自立への影響を心配する声も一部ではあがっています」(前出・宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン