国内

雅子さま、周囲に負担をかける度重なる「遅刻」 どしゃぶりの園遊会で招待客が2時間待ちぼうけ

「雨」

「雨」を「雪」と言い間違えられたことをしきりに気にされていたという(4月、東京・千代田区。写真/JMPA)

「雅子さまは昨今、体調管理のコツを掴まれたように思います。ご療養中の身ではありますが、『突然お出ましをキャンセルする』といったことはめっきり減りました。いまだ宮内庁から事前に『皇后さまはご体調次第で参加される』と案内される行事は多いものの、そのほぼすべてにご出席されています。ただ、それによって側近たちは“新たな課題”を抱えているようです」(皇室ジャーナリスト)

 宮内庁は5月12日、両陛下が全国植樹祭に出席されるため、6月3、4日に岩手県を訪問されることを発表した。

「両陛下は3日に東京から空路で岩手県に入り、陸前高田市で、東日本大震災の津波に耐えて生き残った『奇跡の一本松』や、東日本大震災津波伝承館の視察などを行い、被災者とも懇談されます。

 翌4日の午前中は大船渡市で、震災後も仮設商店街などで営業してきた店舗が入る商業施設を視察されます。午後には、再び陸前高田市で全国植樹祭の式典に出席される。1泊2日のかなりの過密スケジュールです。

 このところ、雅子さまはお出ましに遅刻されることが多く、また、会話を楽しまれるので懇親の時間も予定を超えて大幅に長くなりがちです。遅刻したり、スケジュールが押したりすると、イベントの出席者や、両陛下を一目見たいと沿道で待っている人たちを待たせることになります。岩手の被災者の方の期待は大変大きいですから、落胆につながったら大変です」(前出・皇室ジャーナリスト)

 この5月上旬、両陛下は愛子さまと一緒にウィーン少年合唱団の公演を鑑賞された。そのときも、会場(サントリーホール、東京・港区)に入られるのが15分ほど遅れたという。

「天皇ご一家のご到着が遅れたので、公演もスタートを5分ぐらい遅らせたそうです。さらに、会場から出られるのは、予定より20分ほど後ろ倒しになった。帰途には高齢者や子供を含む奉迎の人がたくさん待っていましたが、かなり時間が遅れたのでしびれを切らして帰る人が相当数いたようです」(皇室記者)

 それだけではない。天皇ご一家は4月上旬に御料牧場(栃木県)でご静養された。その際も、帰途のご出発の時間が40分ほど遅れたという。

「両陛下がお車で移動されるときは、通られる車道を通行止めにします。出発が遅れればその分、栃木から東京までの道のりでそれぞれの県警の警察官がじっと待機しなければならないんです」(警備関係者)

 両陛下ともなれば、少しの時間の遅れが、周囲に大きな負担をかけることになる。そのような遅刻が続いていることに危機感を募らせた両陛下の側近は「改善すべきは、改善しなければならない」と課題点を示したという。しかし、またも重要な場面で遅刻は起きてしまった──。

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン