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愛子さま 日赤では“特別扱い”なし、電話取りや資料整理も担当 就職に際しての窓口となった近衞家子息との良縁を期待する声も

ご卒業後は公務と日赤での勤務の“二刀流”(2月、東京・千代田区。時事通信フォト)

ご卒業後は公務と日赤での勤務の“二刀流”(2月、東京・千代田区。時事通信フォト)

 内定後、「就職先」から初めてのご進講だった。天皇皇后両陛下と愛子さまは3月8日、日本赤十字社(以下、日赤)の社長らを皇居・御所に招かれ、能登半島地震における日赤の活動について進講を受けられた。

 4月から日赤で嘱託職員として働くことが内定している愛子さま。薄いピンクベージュのセットアップをお召しになり、いつになく真剣な表情で説明をお聞きになられた。就職内定の発表は1月22日。愛子さまはそれよりかなり前から日赤へ就職したいというご意向を持たれていたという。

「昨年10月2日、両陛下とともに関東大震災に関する企画展をご覧になるために本社を訪れた時点で、お気持ちは固まっていたと思われます。愛子さまご自身が日赤への就職を希望され、日赤側も快諾し、内定が決まったそうです」(宮内庁関係者)

 後述するが、愛子さまの就職に際しては、「窓口」となった人物が存在するという。その人物の一族は、皇室と歴史的に深いかかわりを持ち、また、一族には、愛子さまのご結婚相手候補とまで取り沙汰されている青年もいる。まさに、日赤が結ぶ、運命的な赤い糸──。

 3月11日、愛子さまが学習院大学を卒業されることが正式に決まった。4年間の大学生活も、3月20日の卒業式で幕を下ろそうとしている。並行して、伊勢神宮の参拝に向けて、愛子さまは準備を進められている。皇族にとって成年の節目での参拝が恒例となっているものの、コロナ禍の影響や学業優先の方針で、長らく愛子さまの参拝は叶わなかった。

「成年のみならず、ご卒業とご就職の報告もされるでしょう。満を持しての“お伊勢参り”といえます」(皇室記者)

 息つく暇もなく4月。嘱託職員として、本格的に愛子さまは日赤で働き始められる。細かい勤務体系は未定だというが、仕事内容は徐々に固まりつつあるようだ。

「語学が堪能な愛子さまの主な担当業務は、日赤の日本国内の本部・支部と、海外の関連組織をつなぐような仕事になるそうです。宮内庁側は“特別扱いの必要はない”と伝えているようですから、電話を取ったり、資料整理をしたりといった一般の事務作業もされるようです」(日赤関係者)

「嘱託職員」としての就職は、公務やお出ましなど皇族としてのご活動を並行して行うことも念頭に置かれている。興味のある福祉分野で国民に寄り添いたいという思いとともに、天皇家の長子として両陛下をお支えしたいという強いご意向をお持ちの愛子さまにとって、まさに理想の職場といえるだろう。

「愛子さまの就職に際して、日赤の“窓口”となり、逐一相談に乗っていたとみられるのが名誉社長の近衞忠てる(『てる』は火偏に軍)さんです。御所を訪れ、水面下での打ち合わせをすることもあったといいます。

 実は、忠てるさんには、愛子さまの3学年下にお孫さんがいるんです。皇室関係者の間では、“彼こそが愛子さまのご結婚相手にふさわしいのではないか”ともっぱら話題になっています」(皇室関係者)

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