国内

雅子さまの訪英に主治医「極秘同行」か 全ての日程にご出席を果たして「完全復活」を証明するための“安心材料”に

ご出席がかなうかどうかはご体調次第(5月、栃木県塩谷郡。写真/JMPA)

ご出席がかなうかどうかはご体調次第(5月、栃木県塩谷郡。写真/JMPA)

 両陛下が訪英のため日本を発たれる日が迫っている。8日間の日程のうち、雅子さまのご出席が発表されている機会は数少ない。それでも雅子さまは、できる限り多くお出ましをされたいご意向だという。力強いパートナーの同行は、万難を排して臨みたいというお気持ちの表れだ。

 6月13日より連日、天皇皇后両陛下と愛子さまの今年5月の御料牧場での様子が、宮内庁の公式インスタグラムに投稿されている。タケノコ掘りに苦戦される愛子さま、防護服姿で動物と戯れられる雅子さまと愛子さま、日の差すなかでのご一家のサイクリング──公務やお出ましの際とは異なる、私的な場面の飾らないお姿が人気を博し、フォロワーはついに160万人を突破した。

「当初の狙いどおり、これまで皇室のご活動にそれほど関心が高くなかった若年層を中心に、天皇ご一家のご様子が知られるところとなったようです。フォロワー増は、高い好感度の証左でもあるでしょう」(宮内庁関係者)

 インスタグラムの運用を担うのは宮内庁の広報室だ。とはいえ、天皇ご一家のプライベート写真の公開は広報室の一存で決められることではなく、両陛下の許諾を得ているとされる。

「御料牧場でのお写真は一足先に報道機関に配布されており、インスタグラムでの公開に至るまでには時差がありました。ご静養の際のお写真を一度公開すれば、今後のご静養の際も同じようにしなければならない。また、世間の反応も読めないところがある。そうしたさまざまな観点を多角的に精査される時間が必要だったのでしょう。結果的にお写真の公開は大成功でした。両陛下の英断といえます」(皇室記者)

 インスタグラムでの好評価は、6月下旬に迫った両陛下のイギリス訪問の追い風となるだろうという見方もある。

「皇太子妃時代には、外国訪問に精力的に取り組まれていた雅子さまに対して、疑問を持つ声も、かつてはありました。しかし時代は変わり、いま多数を占めるのは、皇后としてイギリス訪問をされる雅子さまを応援したいという前向きな声です。雅子さまは、SNSを通してそうした期待を実感されることもあるでしょう」(前出・皇室記者)

 今回の訪英は、もともと2020年にエリザベス女王から招待を受けていたがコロナ禍の影響で延期になり、改めてチャールズ国王の招待を受け実現したものだ。また、英王室は、選挙期間中には慣例として公務を控えてきたが、両陛下の訪問の日程は7月4日投開票のイギリス下院の選挙期間の終盤と重なり、異例といえる。

「イギリス王室は、スナク首相との昼食会を取りやめるなど、計画されていた日程を変更したうえで両陛下の招待に至ったそうです。両陛下の国賓としての訪問に期待をかけていることの表れでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 両陛下は6月22日に日本を発たれ、29日にお戻りになる予定だ。訪英中、25~27日の3日間は、国賓として接遇を受けられる。

「国賓待遇の日程のなかでも最も重要になるのが、ホース・ガーズ・パレードで行われる歓迎式典、ウェストミンスター寺院での無名戦士の墓への供花、バッキンガム宮殿で行われるチャールズ国王夫妻主催の晩餐会など主要な行事が目白押しの25日だとみられています。両陛下そろっての参加が予定されています」(前出・宮内庁関係者)

 ところが現時点で、最終日のオックスフォード訪問を除き、25日以外の日程に雅子さまが出席されるかは不透明だ。23日午後のロンドンでの在留邦人らとの面会など、追加の日程が17日に複数発表されたが、雅子さまはご体調次第でのご出席になるという。

「雅子さまは、公表していた予定に出席できず、周囲に迷惑をかけてしまうことを恐れられているといいます。事前の日程発表が限られているのは、慎重を期されているためとみられています。

 しかし、雅子さまご自身は、願わくはすべての日程に出席されたいはずです。特に、陛下の強い希望で実現したというエリザベス女王の墓前への供花など、国賓待遇の期間中はなおさらでしょう。全日程へのご出席をかなえるべく、雅子さまは目下、調整段階に入られているそうです」(前出・宮内庁関係者)

 ご訪問前のご負担を軽減すべく、慣例となっているご出発前の記者会見には、雅子さまが出席される予定はないという。さらに今回の訪英に際しては入念な準備がなされている。雅子さまの主治医である大野裕医師の「極秘同行」が決まったというのだ。

関連記事

トピックス

独走でチームを優勝へと導いた阪神・藤川球児監督(時事通信フォト)
《いきなり名将》阪神・藤川球児監督の原点をたどる ベンチで平然としているのは「喜怒哀楽を出すな」という高知商時代の教えの影響か
週刊ポスト
容疑者のアカウントでは垢抜けていく過程をコンテンツにしていた(TikTokより)
「生徒の間でも“大事件”と騒ぎに…」「メガネで地味な先生」教え子が語った大平なる美容疑者の素顔 《30歳女教師が“パパ活”で700万円詐取》
NEWSポストセブン
西岡徳馬(左)と共演した舞台『愚かな女』(西武劇場)
《没後40年》夏目雅子さんの最後の舞台で共演した西岡徳馬が語るその魅力と思い出「圧倒されたプロ意識と芝居への情熱」「生きていたら、日本を代表する大女優になっていた」
週刊ポスト
ロッテの美馬学投手(38)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した(時事通信フォト、写真は2019年の入団会見)
《手術6回のロッテ・美馬学が引退》「素敵な景色を見せてくれた」国民的アニメの主題歌を歌った元ガールズバンド美人妻の想い
NEWSポストセブン
《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
NEWSポストセブン
LUNA SEA・真矢
と元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《80歳になる金婚式までがんばってほしい》脳腫瘍公表のLUNA SEA・真矢へ愛妻・元モー娘。石黒彩の願い「妻へのプレゼントにウェディングドレスで銀婚式」
NEWSポストセブン
昨年10月の総裁選で石破首相と一騎打ちとなった高市早苗氏(時事通信フォト)
「高市早苗氏という“最後の切り札”を出すか、小泉進次郎氏で“延命”するか…」フィフィ氏が分析する総裁選の“ウラの争点”【石破茂首相が辞任表明】
NEWSポストセブン
万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン