国内

雅子さま、那須御用邸で“引きこもりのご静養”の異変 「国民との接触を避けられている」との見方も

体調は万全とはいえず、行事に出られないこともある(8月、栃木県那須郡。撮影/JMPA)

体調は万全とはいえず、行事に出られないこともある(8月、栃木県那須郡。撮影/JMPA)

 毎年8月下旬、雅子さまは陛下と愛子さまと共に、那須御用邸でのご静養で英気を養われ、地元関係者や近隣住民らとかかわりを持たれてきた。ところが今年、愛子さまのお姿がなく、また、国民との触れ合いの機会も一切ない、異例のご静養が幕を上げたという──。

 天皇皇后両陛下が毎年夏、ご静養先として選ばれてきた那須御用邸(栃木県那須郡)。御用邸の近隣には、昨年も足を運ばれた「那須どうぶつ王国」をはじめ、かつてのご静養の際に愛子さまと共に訪問された思い出の施設がたくさんある。また、雅子さまは登山愛好家の陛下とおふたりで、茶臼岳や朝日岳などへの登山を楽しまれたこともあった。

「雅子さまも陛下もアクティブなお方で、ご静養期間中には外出をされることが多かった。一般客に溶け込まれてレジャーを満喫される様子からは、飾らないお人柄や、国民との距離の近さが感じられたものでした」(皇室記者)

 しかし今回は、そうしたお姿は見られないかもしれない。那須御用邸でご静養中の予定について尋ねられた雅子さまは、こうお答えになった。

「この中で、歩ければいいかしらと思っております」

 両陛下は8月21日、ご静養のため、那須御用邸に到着された。雅子さまは「車で下の方から上がって参りましたら、途中からずいぶん涼しくなって。ちょうどこの御用地の森に入ったあたりから、涼しくなったような感じがいたします」と話された。

 おふたりでのご静養は実に23年ぶり。愛子さまがご一緒でないのは、愛子さま誕生以降初めてとなった。愛子さまは、今年4月から日本赤十字社(以下、日赤)で常勤嘱託職員として勤務しており、仕事の都合で同行を見送られたという。

「愛子さまは就職が決まった段階で、宮内庁を通して“特別扱いを遠慮したい”という意思表示を日赤側にされたそうです。両陛下のご静養に同行すれば、2週間弱もの間、業務に穴をあけることになります。同僚や上司が働いている中、自分だけ長期休みを取得するという選択肢は愛子さまの中になかったのでしょう」(日赤関係者)

 配属先の青少年・ボランティア課ならではの事情もあったようだ。

「青少年・ボランティア課の仕事内容には、ボランティアの育成や研修といった業務も含まれます。学生の夏休みと重なる7~8月は繁忙期なのです」(前出・日赤関係者)

 愛子さまと離れて過ごされることになった今回のご静養は、例年と異なる点がいくつも見受けられた。

関連記事

トピックス

今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
国仲涼子が語る“46歳の現在地”とは
【朝ドラ『ちゅらさん』から24年】国仲涼子が語る“46歳の現在地”「しわだって、それは増えます」 肩肘張らない考え方ができる転機になった子育てと出会い
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
インフルエンサーの景井ひなが愛犬を巡り裁判トラブルを抱えていた(Instagramより)
《「愛犬・もち太くん」はどっちの子?》フォロワー1000万人TikToker 景井ひなが”元同居人“と“裁判トラブル”、法廷では「毎日モラハラを受けた」という主張も
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン
千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン