国内

悠仁さま、筑波大学合格で不安視される“車で往復3時間”の通学問題 移動のルートやタイミングが特定されやすく警備は困難 “卒業を待たずに留学”の可能性も

筑波大学合格で不安視される悠仁さまの通学問題(2024年8月、岐阜県関ヶ原町。撮影/JMPA)

筑波大学合格で不安視される悠仁さまの通学問題(2024年8月、岐阜県関ヶ原町。撮影/JMPA)

 国民が注目する、将来の天皇の進学先が決まった。母の意中の候補とされた大学ではなかったが、そこにはご自身の意向が色濃く反映されているという。しかし、通学をめぐる警備には不安の声があがり……。入学前から、早くも留学説も聞こえてきて──。

 秋篠宮家の長男・悠仁さまが2025年春、筑波大学に進学することが決まった。学校推薦型選抜入試に合格し、同大の生命環境学群生物学類に進まれると宮内庁が12月11日に発表。会見では、高校の成績表にあたる悠仁さまの調査書が「A段階」で、学内で推薦を受けられるほど優秀な成績だったと説明された。

 筑波大学のキャンパスがあるのは茨城県つくば市。都内から通学するには距離があるが、紀子さまにはどうしても譲れない一線があるという。

「筑波大のメインキャンパスは、赤坂御用地から直線距離で約60km離れたところにあり、車では1時間半ほどの距離です。ラッシュ時にはひどい渋滞も想定されます。それでも現状では、悠仁さまは宮邸から車で通学される方針です。これこそ、紀子さまが死守されたい最後の願いなのです」(宮内庁関係者)

 悠仁さまの合格が報じられた際には、大学の学生寮で生活されるのではないかという声も聞かれた。

「5年前、悠仁さまがお茶の水女子大学附属中学校に通われていたときに、校内の悠仁さまの机の上に刃物が置かれる事件がありました。紀子さまはそれ以来、学校の警備体制に敏感になっておいでです。広大な敷地内での寮生活や一般住宅でのひとり暮らしは、どうしても警備の不安がつきまといます。

 都内からつくば市へとのびる常磐自動車道では頻繁に渋滞に巻き込まれることが考えられますが、それでも紀子さまは宮邸から通学してほしいと考えているようです」(皇室記者)

 往復約3時間の通学には、渋滞以外の懸念もある。

「警護対象が長時間、同じ場所に留まると、テロ対策などの警備上のリスクは増します。しかも通学となれば、移動のルートもタイミングも特定されやすい。警視庁や皇宮警察、茨城県警が警護計画の打ち合わせに入ったそうですが、現場からは早くも『万全な警備はできません』という声もあがっているようです。埼玉や千葉も通るので、各県警も戦々恐々としていますよ」(警察関係者)

 そうした問題を解決する方策として、関係者が想定するのが悠仁さまの早期留学だ。

「そもそも上級生となって研究が忙しくなれば、筑波大への通学はさらに困難になりますし、警備スタッフの負担も増します。そのため、一部には『筑波大へ進学後、卒業を待たずして悠仁さまは海外へ留学されるだろう』『通学負担に懲りて下級生での留学もあり得る』と話す人もいます」(前出・皇室ジャーナリスト)

 11月下旬、秋篠宮さまはトルコへのご訪問を前にした会見で《息子にも、折々に私は海外に行ってそこで学ぶことを勧めています》と語り、悠仁さまが海外で学ばれることを推奨していると明かしている。

「秋篠宮さまも天皇陛下も学習院大学を卒業した後、イギリスへ留学されています。悠仁さまの海外留学も既定路線で、あとはいつどこを選ばれるかですが、最有力はイギリスでしょう。

 実際、現地当局には積み重ねた経験があります。特に天皇陛下が皇太子時代、警護官が留学中の陛下と心を通わせ、時に研究のサポートをするまで親交を深めたことは有名な話です。イギリスであれば、紀子さまも必要以上の心配はされないでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 皇族として初めて国立大学へ進学することになる悠仁さま。皇族の歴史を塗り替え続ける悠仁さまが早期に海外での学びを選択される可能性は大いにある。

女性セブン2025129日号

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段通りの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
《名誉毀損で異例逮捕》NHK党・立花孝志容疑者は「NHKをぶっ壊す」で政界進出後、なぜ“デマゴーグ”となったのか?臨床心理士が分析
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん
「今この瞬間を感じる」──PTSDを乗り越えた渡邊渚さんが綴る「ひたむきに刺し子」の効果
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
「秋らしいブラウンコーデも素敵」皇后雅子さま、ワントーンコーデに取り入れたのは30年以上ご愛用の「フェラガモのバッグ」
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン
近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン