国内

愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される

船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)

船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)

 天皇家ご出身の方として初めて、研究職以外の就職先を選ばれた愛子さまは、かねて抱かれてきた福祉分野への興味を、就職という形で昇華された。国内での活動を精力的に続けられる愛子さまの真意とは。

 この日、関東の空には薄黒い雲が立ち込め、朝から春の雪が降っていた。しかし愛子さまが到着される直前、雲の隙間から柔らかな陽光が差し込み、お帰りになる頃にはすっかり晴れ渡っていた。

 3月19日、天皇家の長女・愛子さまは神奈川・横浜市磯子区で、北極域での活用が期待される新しい研究船である「みらいII」の命名・進水式に出席された。愛子さまが小型の斧を振り下ろされ、船首を埠頭につないでいた紅白のロープがカットされると、拍手とクラッカーで港は祝福ムードに包まれた。

「昨年10月に行われた佐賀訪問以来の単独公務かつ、初めて臨まれる公務だったためか、愛子さまはやや緊張の面持ちを浮かべられていました。それでも、出迎えた関係者に『雨がちょうど上がりましたね』とお声がけされたり、準備をする職員に『ありがとうございます』と感謝を述べられたりと、務めを果たされました」(宮内庁関係者)

 愛子さまが日本赤十字社(以下、日赤)に就職され、成年皇族としての公務を本格化されてからまもなく1年となる。当初、愛子さまの勤務は最大週2、3日ほどとされていたが、公務との折り合いをつけながら、ほぼ毎日出社されているという。

「職場では周囲にすっかり溶け込まれ、特別扱いされることなく同僚と同じように仕事をされているといいます。3月11日午後には、14年前に発生した東日本大震災の犠牲者を悼み、職場で黙祷を捧げられたそうです」(前出・宮内庁関係者)

 日赤で経験を積まれるかたわら、皇族としてのご活動の幅も一気に広げられ、単独地方公務や「歌会始の儀」、宮中で行われる茶会など、初めての公務・行事も多く経験された。

関連記事

トピックス

野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
8月20日・神戸市のマンションで女性が刺殺される事件が発生した(右/時事通信フォト)
《神戸市・24歳女性刺殺》「エレベーターの前に血溜まり、女性の靴が片方だけ…」オートロックを突破し数分で逃走、片山恵さん(24)を襲った悲劇の“緊迫の一部始終”
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
決勝の相手は智弁和歌山。奇しくも当時のキャプテンは中谷仁で、現在、母校の監督をしている点でも両者は共通する
1997年夏の甲子園で820球を投げた平安・川口知哉 プロ入り後の不調について「あの夏の代償はまったくなかった。自分に実力がなかっただけ」
週刊ポスト
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
【観光客が熊に餌を…】羅臼岳クマ事故でべテランハンターが指摘する“過酷すぎる駆除活動”「日当8000円、労災もなし、人のためでも限界」
NEWSポストセブン
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《金メダリスト・北島康介に不倫報道》「店内でも暗黙のウワサに…」 “小芝風花似”ホステスと逢瀬を重ねた“銀座の高級老舗クラブ”の正体「超一流が集まるお堅い店」
NEWSポストセブン
夏レジャーを普通に楽しんでほしいのが地域住民の願い(イメージ)
《各地の海辺が”行為”のための出会いの場に》近隣住民「男性同士で雑木林を分け行って…」 「本当に困ってんの、こっちは」ドローンで盗撮しようとする悪趣味な人たちも出現
NEWSポストセブン