芸能

勝ち組の高島彩と中野・麻耶 明暗分けるフリー女子アナたち

「女子アナ30才定年説」はもはや定説となっている。とんでもない超難関を突破して手に入れた職にもかかわらず、女子アナたちはアラサーになるとあっさり退社し、独立する。理由は結婚だったり、フリーアナとしてのステップアップだったり…。マツコ・デラックス(40才)いわく、「女子アナなんて不満だらけよ。欲しがってるレベルが他の女と違う」ということだけど、その後の道は「勝ち組」と「負け組」に分かれている。アイドル評論家の堀越日出夫さんはこう見る。

「局アナはひとつのブランドです。きれいで頭が良い。それでいて親近感があるのは、会社員だからで、男性には“うちの会社にいるかもしれない”という夢を抱かせる存在。それがフリーになればタレントと同じですから評価は厳しくなります。ある意味、女性にとって女子アナは敵ですから、ますます辛口になるわけです」

 まず独立女子アナ「勝ち組」の代表といえば、やはり高島彩(34才)。2010年12月に、ゆずの北川悠仁(36才)との結婚を機にフジテレビを退社した。局アナ時代も「好きな女子アナ」No.1に輝き続けた彼女は、現在8本のCMに出演し、ファッション誌にエッセイの連載を持っている。

 高島は著書『聞く 笑う、ツナグ。』(小学館刊)の中でアナウンサーの役割をこう語っている。

<出過ぎず、引き過ぎず、その場、空間の、幸せの総量を高めること>

 そして大好きな童話『きたかぜとたいよう』になぞらえ、派手に強引に旅人のコートを脱がせた北風ではなく、柔らかい光を照らし続けた太陽のような存在でありたいという。「そう言えばここ、暖かいね」と気づかれるような存在でいたいと。

 しかし、複数のテレビ局関係者によれば、確かにアヤパンは控え目な太陽タイプであることを認めながらも、「基本的に女子アナは北風タイプばかり」ときっぱり。

 例えば、元TBSの小林麻耶(33才)はいじめによる自殺が社会問題になったとき、自身のブログで「私も…」と、局アナ時代に先輩に挨拶を無視されたことなどを告白。しかしあまりに甘いレベルだったため、逆にバッシングされてしまった。

 中野美奈子(33才)も、雑誌のインタビューで、古巣のフジテレビを「地獄」と批判したかと思えば、アカデミー賞の生中継でアメリカのテレビカメラに見事な映り込みをして失笑を買った。

 先日打ち切りとなった『知りたがり!』(フジテレビ系)に出演していた住吉美紀(39才)もそうだといえる。

 同番組のレギュラー出演は、住吉が2011年3月にNHKを退社した直後の大抜擢だったが、エンタメに詳しいジャーナリストの佐藤友紀さんはこう話す。

「NHK時代からフリーを狙ってるなぁというガツガツ感がありましたよね。帰国子女をアピールしたり、服装も世界遺産のレポートなのに胸元が大きく開いた服で胸の谷間を強調。NHK女子アナの中で個性を出さなきゃという感じが伝わっていました」

『知りたがり!』では、特技のヨガを披露。キャミソール姿で脇を見せ、開脚し、「あんなことさせられて…」なんて同情してた人も多いだろうが、実は、それも住吉が言い出した企画だったといわれている。

※女性セブン2013年4月18日号

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