“種目”を増やすことに貢献した女子アナとしては、本田朋子アナも忘れることはできない。サッカーからバスケット選手へ、華麗なる…というか、速攻で乗り換えたのだから。

 さらには松尾翠アナのように木佐アナ→大橋マキアナの“路線”に行くかと思いきや、入社直後に過去のスキャンダルで大きく躓くも、何事もなかったかのように(苦笑)スター騎手を射止めた強者もいる。

 未遂に終わったが、加藤綾子アナがダルビッシュ有投手とツーショットで食事をしているのを撮られたときには、「さすがフジテレビのスター女子アナと言うしかない」と記者たちから感嘆の声があがったものである。

 現在、視聴率で奮わず、“まさかの民放4位”になる日も少なくないフジテレビ。福士蒼汰と本田翼の“月9”『恋仲』がヒトケタ発信となり、先にスタートし2話~3話目へと進んでいる全ドラマがヒトケタであることは、スポーツ紙に大きく取り上げられたばかりだ。

 現社長の亀山千広氏は、いわゆるトレンディドラマを多数ヒットさせて「ドラマのフジテレビ」を定着させた立役者の一人。いまの状況に対して、言いたいことが山ほどおありとお察しするが、「まるで頼みの綱が女子アナであるような物言いが聞かれる」とスポーツ紙の記者たちが言っている。

 なんと亀山社長、陣内智則と結婚目前と言われる松村未央アナの名前を挙げ、「話題を作ってくれている」と評価していたのだという。松村アナの後輩アナたち全員が「反対」しているとも聞く、陣内との交際。

 どちらかというと、私も後輩アナたちに一票だが(苦笑)、「フジテレビ」と検索をかけると、低視聴率のニュースばかりがあがってきてしまういま。女子アナたちによる華やかな交際のネタは、沈んでいる現場を明るくするのでは…というのが亀山社長の狙いだとスポーツ紙の記者たちは見立てているのだ。

 そんな中、陣内・松村よりも先に発表された小塚選手と大島アナの婚約。とりあえず、フィギュアスケートのリポートに定評がある三田友梨佳アナが出演する『直撃LIVE グッディ』で“独占”で伝えるに違いない。

 確かにフジテレビにとっては久々に明るい話題のような…。

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