芸能

中居と木村の関係悪化 森且行・工藤静香・倖田來未も影響か

メンバー間の溝が深まる原因に倖田來未も?

 8月14日未明、全スポーツ紙の一面で「SMAP解散」が報じられた。今年の12月31日をもって、国民的アイドルSMAPが解散するというニュースは、ファンならずも日本中を驚かせた。

 1月のジャニーズ脱退報道以降、木村拓哉(43才)VS中居正広(43才)、稲垣吾郎(42才)、草なぎ剛(42才)、香取慎吾(39才)の溝が深まったのが、解散にまで追い込まれた原因ではないかと言われている。

 しかし、もともとSMAPメンバーのなかでの関係性は微妙なものだったと語る関係者も少なくない。特に、中居と木村の関係性については、冷戦状態とも言われていた。この2人の関係性悪化には、1996年5月の森且行の脱退も大きく影響した。

「歌唱力があり、ダンスの才能もあった森はグループでトップクラスの人気を誇り、センターを務めることも多かった。すぐ年下の彼が木村と中居に割って入ることで、グループのバランスが保たれているところがありました」(芸能関係者)

 1996年4月にスタートした初の冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にビストロ・スマップのコーナーができたのも、森が料理上手だったからだ。中居は後に「その時にSMAPは解散すると思った」と話している。

「『年下のエース』が去ったことで、年長者2人と年下メンバー3人の距離が広がったような気がします。下の世代のメンバーは中居と木村のことを『上の2人』と呼ぶようになった」(前出・芸能関係者)

 年下3人はお互いの携帯電話番号を知り、連絡を取り合っていた。しかし、「上の2人」の番号は知らなかったり、気安く電話できる関係ではなかった。

 1998年に『夜空ノムコウ』が初のミリオンヒットを記録。SMAPは円熟期に入る。「存在するだけでかっこいい」木村の役割と自分は違うとわかっていた年下3人は、それぞれ個性を磨き、活躍の幅を広げていった。

 アイドルにしては大胆な女装キャラになりきった香取は「慎吾ママ」で大ブレーク、寝る間を惜しんで韓国語をマスターし、韓国に進出した草なぎは「チョナン・カン」として人気者に。稲垣は俳優として「金田一耕助シリーズ」(フジテレビ)に主演するなど、それぞれが一本立ちできる存在になっていた。

 そんなSMAP絶頂期の2000年、木村が工藤静香(46才)と結婚する。そのことは、デビュー当時からSMAPを支えてきた女性マネジャーとの間に遺恨を残した。

「女性マネジャーは以前から“芸能人との結婚”には反対でした。ジャニーズ事務所のアイドルにとって結婚相手の顔が見えることはマイナスであるという考えで、相手にも所属事務所があるので、私生活をコントロールできなくなるデメリットもあります。

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