芸能

『花のち晴れ』に井上真央と阿部力が出演しない事情とは

『花のち晴れ』への出演に注目が集まっていたが…

 今クールのドラマで、話題を独占した土曜深夜のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に次ぎ、「視聴熱」で迫るのが、『花のち晴れ』(TBS系)だ。初回の放送から最終話に向けて、週を重ねるごとにファンの視線は熱くなっている。

 視聴熱とは、2016年12月から『ザテレビジョン』が始めた、SNSなどを分析して今熱い番組を独自に測る指標。4~10日の週でいうと、視聴率では『半分、青い。』(NHK)、『ブラックペアン』(TBS系)、『特捜9』(テレビ朝日系)がトップ3だが、視聴熱では冒頭の2つがツートップなのだ。

 これまでの『花晴れ』放送では、「リアルF4が出てくるなんて感激! 松本潤の道明寺サイコー」「小栗くんも翔太くんもパワーアップしてる!」など、SNSが熱を帯びたコメントだらけに。その中でも最も多いのが「なんで井上真央ちゃん(31才)が出ないの?」という声だ。

 そもそも『花晴れ』は、2005年放送の大ヒットドラマ『花より男子』の続編。

 井上演じる主人公・牧野つくしと、松本潤(34才)、小栗旬(35才)、松田翔太(32才)、阿部力(36才)が演じる“花の4人組”こと「F4」の交流、そして恋が描かれた作品で、大ヒットを受け、2007年には第2シリーズも制作され、最終話は最高視聴率27.6%を記録した。

 それを受けての『花晴れ』の主演は杉咲花(20才)。アイドルグループ「King&Prince」の平野紫耀(21才)や、俳優の中川大志(20才)らが脇を固めている。さらに、第1話で松本、第3話で小栗、10話では松田がゲスト出演。

『花男』で松本の姉役だった松嶋菜々子(44才)の夫・反町隆史(44才)が杉咲の父を演じるなど、前作ファンを喜ばせる仕掛けがふんだん。それだけに、主演していた井上の登場に注目が集まっていた。

 6月17日夕方、都内の住宅街で『花晴れ』最終話の撮影が行われていた。現場には、杉咲や平野、主人公の母役の菊池桃子(50才)がいたが、そこに井上の姿はなかった。

「この日は主人公の自宅のシーンの撮影でした。平野さんが演技の合間にモニターチェックをしたり、杉咲さんが菊池さんと仲よく並んで路地を歩いたりしていましたよ。ドラマの中での制服を着ていたから、まるでドラマから彼女たちが飛び出してきたみたいでした」(目撃した人)

 最終話まで、井上の出演は残念ながらないという。

「『花男』の放送終了後に井上さんと松本さんが破局したからでは、と噂されていましたが、実際の理由は別にあります。井上さんは2016年に長年所属した事務所を離れましたが、その経緯は円満とは言いがたいものでした。それもあって、元の事務所が制作にかかわっているこのドラマへの出演は難しかったようです」(テレビ局関係者)

 そして、F4の1人である阿部も出演の予定がない。

「阿部さんは、上原多香子さん(35才)との不倫で上原さんの夫が自殺した騒動から、本人も舞台の予定はあるものの“テレビはもう出られない”と言っているようです」(芸能関係者)

 ファンとしては、それでもと願ってしまう。原作はまだ連載中。『花晴れ』続編、映画化がもしあったらその時は――と期待したい。

※女性セブン2018年7月5日号

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン