芸能

河野景子さん、離婚前後の行動に見る「らしさ」と今後は?

離婚を隠して、福岡の「炭坑節まつり」に元貴乃花と参加した景子さん

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は元・貴乃花親方と河野景子さんの離婚について。

 * * *
 連日のようにスポーツ紙やワイドショーが報じている元・貴乃花親方と河野景子さんの離婚。

「していた」ことがわかったのは、息子で靴職人兼タレントの花田優一氏の“離婚”を追いかけていた某誌が取材先で“棚ボタ式”でつかんだ話がきっかけだったと聞いた。
 
『news zero』での速報から、どういうわけか日本テレビがリード。元・貴乃花親方は、翌朝、『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演し、「円満で離婚する人はいない」と胸中を告白した。スポーツ紙では、もっとも親方に近いスポニチが(本人に聞いているからか)、かなりハッキリと理由を書いていた。息子の将来について夫婦で考え方が異なったことも大きな理由だったようだ。
 
 そんな折、及川光博と檀れいの離婚のニュースが飛び込んできた。が、この二人については、そう引っ張れるものでもなく、こちらは「円満離婚」を強調。ワイドショーで2日、3日と報じるほどのネタも理由もありはしないようである。

 だが、やっぱり、旧・二子山ファミリーはネタの宝庫。「今は何も話せない」と多くの取材にノーコメントを貫いている“おにいちゃん”こと花田虎上氏や、母の藤田紀子さんが話し始めたら、さらに引っ張られることになると思う。

 なんでも、紀子さんは、自身の所属事務所の記念パーティーに30日、出席するもよう。そこで何かしらの対応するようだ。

 また、このタイミングで、件の優一氏がイベントに出てきた。冒頭に記したように、自身も大ネタを抱えてしまっているので、口は重かった。

 そんななか、自宅の直撃に「コメントをしますので」と答えていた景子さんがマスコミ宛てにファクスを送ってきた。「このたびはお騒がせしております」から始まり、「相撲道に全身全霊注いできた貴乃花を間近で見てきた23年間、たくさんの学びがあり、多くの出会い、そして喜びもありました」と夫に敬意を払い、「二人三脚で乗り越えてきた自負もあります」と、景子さんらしい一文もあった。

 さらに「これまで支えてくださいました多くの方々に心より御礼申し上げます。今後とも私たち2人を温かく見守って頂けましたら幸いでございます」…最後は、御近所に配慮し、取材を控えるよう、マスコミに促した。短いながらもパーフェクトな文面だった。
 
 だが、そのファクスが配られたテレビ局内で、複数の人が指摘していたのが「文末の河野景子の文字がいちばん大きい」ということだった。自分の姓はもう「河野」なのだという、これまた景子さんらしいアピールに見えた。

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン