「独立後、約1年はフジテレビ以外に出ないという約束になっていたという情報があります。ご承知の通り、フジは視聴率不振に苦しんでいる。独立直後の1年間、フジ以外に出られなかったことでスタートダッシュをかけられなかった。実際、局アナから時代から続いたフジのレギュラー『クイズやさしいね』『スポーツLIFE HERO’S』、フリー転向後のレギュラー『クイズ!金の正解!銀の正解!』はいずれも既に終了しています」
女子アナに限らず、テレビ出演者は旬が求められる。いつまでも高い人気を保つのは至難の業である。
「同じ局アナ出身でいえば、日本テレビの看板番組『ズームイン!!SUPER』の司会を務めていた羽鳥慎一アナは、退社の翌週にテレビ朝日で『モーニングバード』のメインキャスターに就任するという“荒技”を成功させ、現在も『モーニングショー』と名前を変えて同じ枠で放送を続けています。少しも休まなかったことが功を奏した良い例です。
逆に、『ニュースステーション』(テレビ朝日系)で18年半も高視聴率を続けた久米宏アナは1年の充電後、日本テレビの『A』でテレビ復帰した。しかし、視聴率は芳しくなく、わずか2か月で番組終了の憂き目にあった。小川アナも本当はゆっくりしたいでしょうけど、秋の改編でレギュラーを持てるかどうかが成功のカギになると思います」
群雄割拠のフリー女子アナ界で成功するのは誰か──。