有働由美子アナは日本テレビ系『news zero』のキャスターに抜擢されたが、まだ民放に馴染んでいる感じはしない。ニュースは定着するまで時間がかかるので、これからでしょう」(以下同)
この春から新たにフリーアナとなる、吉田明世アナ、宇賀なつみアナ、宇垣美里アナ、小川彩佳アナらはどうなるか。
「1990年代まではフリーに転向して成功する女子アナも目立ちましたが、ここ数年はそのような傾向は見られない。2010年代に入ってから、AKB48や乃木坂46のようなグループアイドルが激増し、バラエティタレントやお笑い芸人などにも女性が増加した。彼女たちが、以前フリー女子アナが担っていたアシスタント枠を奪っていることも原因の1つでしょう。
そんな女性芸能人たちも、報道には進出していない。新たにフリーになる4人の中で、バリバリの報道キャスターを経験しているのは小川アナだけ。ゆっくり休養したいという思いもあるでしょうけど、彼女への需要は今春フリーになるアナウンサーのなかで、最も高いと思われます。
報道のできる局アナを育てるのも時間がかかるし、新卒採用で報道の即戦力を求めるのは無理。女子アナ界で、いま最も求められている分野なのに、素材があまりいない。実は、ニッチな分野なんです。彼女は自分から売り込まなくても、引く手あまただと思います」
局アナ時代、“視聴率の獲れる女子アナ”という評価もあったカトパンこと加藤綾子アナですら、フリーになってからのレギュラー番組はあまり続いていない。