◆ご縁があれば結婚するかも
4月中旬、都内の高級住宅地にある渡辺の自宅前には運送業者のトラックが3台も停車し、数十人のスタッフが汗だくになりながら荷物を積み込んでいた。段ボールは軽く100個を超えている。
一部では自宅をリフォームすると報じられたが、実際は前夫と暮らした自宅から引っ越しをしているところだった。渡辺に話を聞いた。
──吉田さんとのことが離婚に関係しているという話がありますが。
「誰の情報ですか? そういうことはありません。もともと(吉田とは)そういう関係じゃないんですよ。信頼関係のある役者と主宰者ですから」
──最近も吉田さんがご自宅に来ることはありましたか?
「離婚して誰も手伝ってくれる人がいませんから。私ひとりですから。劇団員みんなが集まってくれるんですよ」
──つまり吉田さんと2人っきりではなかった?
「ないです」
──繰り返しますが、吉田さんとの関係が離婚原因の1つではないと?
「はい。それはないです。結婚生活23年間、ずっと劇団をやってきて、私が座長で演出ですから土屋も遠慮した部分があったでしょうし。まぁ、いろんな意味で別れた方がいいねってなったんですよ。あの自宅も売ろうと思っています」
渡辺の自宅から大量の荷物を運び出す作業は1日では足りず、3日間に分けて引っ越し作業が行われるという。
──今後、再婚なんてことは?
「それはわかりませんね(笑い)。再出発して、またこれからご縁があれば、結婚するかもしれませんけど64才ですから…今はまず整理をしたってことで。公にする時はちゃんとします。まぁ静かに見守ってほしいです。
残念なのは、何十年も芝居一筋でやってきているのに、聞かれるのは私生活のことばかり。人様に迷惑をかけたことはないのに…野田秀樹さんとか三谷幸喜さんとか、きっとこんなことがあっても言われないのに、どうして?」
そう話すと渡辺は「応援してもらいたいんだけどなぁ…頑張ってきたんだけどなぁ」と、本誌30代男性記者の顔を覗き込むのだった。
※女性セブン2019年5月2日号