しかし、今年の軍配は綾瀬に。冒頭のはじけるような笑顔は司会決定直後のことだった。
「決め手は“全国区の人気”です。今年、紅白は70回目の節目。さらに記念すべき令和初の紅白です。広瀬さんの勢いも捨てがたいですが、やはり安定した知名度は綾瀬さん。嵐との相性も抜群です。綾瀬さんが初めて司会をした2013年は、ここ15年で最高視聴率の44.5%を獲得しています。NHK側は綾瀬さんにあやかりたいという思いもあったと思います」(芸能関係者)
綾瀬といえば、これまでの紅白では“迷司会ぶり”が話題になった。曲紹介の際にフリーズしたり、「このあとはSMAPさん」と言うべきところを「このあとさん」と言ってしまうなど、天然っぷりを炸裂させていた。
「現場はヒヤヒヤでしたが、視聴者には好意的に受け止められていたのは、彼女ならでは。今回は綾瀬さんの“ボケ”を櫻井さんがどのように受け止めるのかも見ものなので、放送事故にならない程度にドジってほしいですね(笑い)」(前出・NHK関係者)
常識を“はるか”に超えた司会ぶりで今年も楽しませてくれそうだ。
※女性セブン2019年11月7・14日号